EZONE XPG アイアンの製品評価
<製品概要と評価>
ヨネックスから発売されているEZONE XPG アイアン。
1.EZONE イーゾーン XPGモデルについて
ヨネックスのEZONEブランドから発売されているEZONE XPG。このモデルの特徴としては、”HS43m/s前後のゴルファーへ。進化したカーボンクラウン複合ヘッドで安心して叩いて飛ばす。”という宣伝文句でプレスリリースが出されているところから、飛距離を意識したモデルであることが伺える。
全体的なラインナップとしては、ドライバーが2種類、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンが製造されているため、一通りデザインやフィーリングがフィットした場合には、同モデルでセットを取り揃えることが可能となっている。
2.イーゾーン XPG アイアンについて
イーゾーン XPG アイアンの特徴としては、まず、メーカーの商品ページにて冒頭で掲載されているキャッチコピーを見ると、”ワイドスポットで包み込む打感。進化した“飛び系”アイアン”とされている。ウッド系だけでなくアイアンについても飛距離を意識したモデルであると言えそうだ。
では、このアイアンの特徴を一つずつ見ていこう。
1.重ヘッド
同モデルのウッド系と同様にアイアンでも重ヘッドが採用されている。これにより、軽く振り抜くことができ、力むことなくこれまでと同じ振りで飛距離を伸ばすことができる。
なお、プレスリリースでは本体素材にタングステンの記載がないが、デュアルタングステンパワーシステムと記されている。タングステンがヘッドにも配されているのかまでは読み取れなかったが、グリップエンドにはタングステンが配されているため、クラブの先端と末端に重みをおくという仕組みそのものは採用されている。
2.ソール
アイアンのヘッド形状で重要となるソールについては、3Dソールが採用されており、様々な局面に対応してくれそうだ。3D具合としては、エッジがはっきりとしているN1-CBと、丸みをおびたN1-MBの3Dラウンドソールの中間ぐらいになっているように映像からは見受けられる。このあたりも研究の結果が反映されているのかもしれない。
3.キャビティ構造
360°アンダーカットのキャビティ構造が採用されており、これによりフェースの撓むエリアが拡大しており、フェースの下部までスイートエリアが拡大している。オフセンターヒット時においても、飛距離の損失が大きく抑えられる。
<標準シャフト>
・標準シャフト(カーボン) EX310J
クラブ長さ(カーボン)(インチ) 39.25 38.5 37.75 37.25 36.75 36.25 35.75 35.5 35.25
バランス(カーボン) D0 D0 D0 D0 D0 D0 D0 D1 D2
・標準シャフト(スチール) N.S.PRO950GH HT
クラブ長さ(スチール)(インチ) 39 38.25 37.5 37 36.5 36 35.5 35.25 35
バランス(スチール) D1 D1 D1 D1 D1 D1 D1 D2 D3
<販売情報>
販売価格:オープンプライス
発売開始は2016年2月。レフティーモデルあり。