ゴルフクラブを購入する際、モデルを決めても更にスペックを選ぶ必要があります。シャフトのフレックス、長さ、材質(カーボン、スチール)、ロフト角などです。ここでは、フレックスについて解説していきます。
フレックスとは
フレックスとは、シャフトの硬さのことで、主に、年齢や性別、体格などによるヘッドスピードの違いによって、適したフレックスがあります。
フレックスの種類
メーカーによって表記が異なりますが、R(レギュラー)を中心に幾つかの種類があります。日本の一般成人男性に適したものとしてメーカーが推奨しているのはR(レギュラー)となっています。
L :レディース、女性用
A :LとRの中間。
R :レギュラー、一般用で柔らかい。
SR:RとSの中間。やや硬い。
S :スティッフ、硬い。
X :更に硬い。
選び方としては、パワーがありヘッドスピードも早い場合は硬め、どちらかが劣る場合は中位、高齢・女性など、パワーやヘッドスピードがあまりない場合は軟らかめ、となります。
モデル・メーカーによるバラツキ
フレックスの種類を説明しましたが、この基準は完全ではないため、メーカー・ブランドによりバラツキがあります。
そのため、クラブの種類毎にメーカー・ブランドを変えて揃えた場合、例えば同じRで統一しても、実際の硬さやしなり具合に差が生じることがあります。
また、プロモデルやUSモデルでは、同じフレックスでも一般用・国内モデルよりも硬いとも言われているので、この点も注意が必要です。