叩いて飛ばすタイプ向けのゼクシオ10ドライバー miyazakiモデル。専用のMiyazaki Waenaシャフトについて取り上げます。

■Miyazaki Waena カーボンシャフト
Waenaはワエナと読み、ハワイ語で「中心」を表す言葉です。ゼクシオ10は、打点を芯に集めることを謳っていますので、芯・真中・中心といった意味合いが重なります。

■Miyazaki WaenaとMP-1000のスペックの違い
・Miyazaki Waenaシャフト
S：中調子、53g、トルク5.2
SR：中調子、50g、トルク5.3
R：中調子、48g、トルク5.4

・MP1000カーボンシャフト
S：中調子、45g、トルク6.2
SR：中調子、43g、トルク6.3
R：中調子、40g、トルク6.4
R2；中調子、39g、トルク6.5

ゼクシオスタンダードモデルのMP-1000と比べると、Miyazaki Waenaはシャフト重量が約7～8g重くなっていて、トルクは1～1.1度小さくなっています。トルクが小さく重いので、同じ中調子ながらもMiyazakiWaenaの方が叩いてしっかりとしたシャフトとなっています。

■miyazakiモデルとスタンダードモデルで重量差は約24gになることも
スタンダードモデルの方はRシャフト、ミヤザキモデルの方はSシャフトが多いと考えた場合、クラブの重量はゼクシオスタンダード(Rフレックス)が270g、miyazakiモデル(Sフレックス)が294gとなっていますので、クラブ全体の重量差は24gとなります。

＜製品評価＞
ダンロップから10代目ゼクシオとして発売されているゼクシオ テン XXIO 10 ドライバーのMiyazaki Model。叩いて飛ばす人に。重心位置をさらに低く深く、力強い高弾道で大きな飛び。Miyazaki Modelは3.0ヤード増のゼクシオ史上最大の飛びを実現。

１．最適なヘッド重量配分・重心設計
クラウン部がさらなる軽量化を進められており、前作比で2グラムの軽量化を達成これにより創出された余剰重量は効果的に配置されており、慣性モーメントの拡大と低重心化を実現している。

２．サウンドリブ構造
これまでのゼクシオに引き続いてフルチタンのヘッド構造が採用されており、ヘッド内部には効果的にリブが配置されている。これにより、ゼクシオ特有の高く伸びのある打球音がもたらされる。

３．スイングスピードアップ
Miyazaki ModelではSシャフトでの前作比で-5グラムの軽量化が図られ、294グラムとなっており、さらに振りやすいモデルとなっている。

＜素材・製法＞
フェース素材：チタン（Super-TIX PLUS for XXIO）
ボディ素材：8-2チタン＋SUSウエイト
フェース製法：鍛造
ボディ製法：真空精密鋳造
仕上げ：高輝度メタリックブラック塗装、ミラー＋セラミックショット＋サテン仕上げ
バッジ：シルバー＋ブラック

＜スペック情報＞
ロフト角（°） 8.5 9.5 10.5
ライ角（°）　59
ヘッド体積（cm3） 460
クラブ長さ（インチ） 45.5
バランス D3
クラブ重さ（g） 294（Sシャフト）

＜販売情報＞
販売価格：¥80,000＋税

発売開始は、2017年12月9日。