inpres UD+2 フェアウェイウッドの製品評価
<製品概要と評価>
ヤマハゴルフから発売されているinpres UD+2 フェアウェイウッド。
1.inpres UD+2 フェアウェイウッドとはどんなゴルフクラブ
ヤマハのinpres UD+2シリーズは、ドライバーからフェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンと幅広く用意されており、セットとして揃えられるほどのラインナップとなっている。このインプレスUD+2とはどんなモデルなのかを知ると、クラブ選びの上で参考になる情報が見えてくる。
まず、UD+2シリーズは”ぶっ飛びインプレス、始まる。”というPR文言にて宣伝されている通り、”飛距離”に注視されたモデルであることが分かる。後述するが、この”飛距離”を実現するために、実際に幾つかのテクノロジーが詰め込まれているため、現在の自分のウェアウェイウッドの飛距離に物足りなさや課題を感じているゴルファーには向いているモデルと言える。
2.+2番手テクノロジーとは?
製品名の中にも用いられている+2とはいったいなんだろうか?最近ではよくプラスという表記がモデル名の中に存在するが、このUD+2の+2番手という意味が込められている。次に、+2番手テクノロジーを見ていこう。
3.異なる製法と素材
inpres UD+2 フェアウェイウッドは3番、5番、7番、9番の4種類の番手構成となっている。そして、3番と5番以降では、素材・製法が異なっている。
3番は精密鍛造のフェース一体型のチタンボディーとなっている。また、ソールは全面タングステンの合金が採用され、的確な重心設計が実現されているため、低スピンで高い打ち出しの弾道で飛ばすことができる。
一方、5、7、9番といった5番以降のモデルでは、ソール全面が厚肉化されており、ソールインナーウェイトとなっている。また、フェースはマレージング偏肉カップフェースが採用されており、ルール限界に迫る反発性能を実現している。
またロフトについてもドライバーと同様にストロングロフトとなっているため、も若干高めに設定されているため、ボール初速が最大化されるよう工夫されている。
<素材・製法>
3番:6-4チタン精密鋳造ボディ、タングステン合金ソール
5番~:SUS630鋳造ボディ、マレージング455偏肉カップフェース
<スペック情報>
番手 #3 #5 #7 #9
ロフト角(°) 14.5 17 19 21.5
ライ角(°) 58 58.5 59 59.5
ヘッド体積(cm3) 175 162 150 135
長さ(インチ) 43.5 42.75 42.25 41.75
<標準シャフト>
モデル オリジナルカーボン TMX-417F
シャフト硬さ S/SR/R
シャフト重量(g) 52/50/48
シャフトトルク(°) 5.5/5.6/5.7
シャフト調子 先中
バランス D0
※ヘッドスピードの目安は、Sが39~44m/s、SRが37~42m/s、Rが34~39m/s。
<販売情報>
本体価格(3番):52,000円+税
本体価格(5番~):46,000円+税
発売開始は2016年9月16日。