MIZUNO PRO 918 アイアンの詳細スペック
ミズノから2017年後期に発売のMIZUNO PRO 918 アイアン。軟鉄鍛造でありながら、飛びとやさしさが追求されたボックスキャビティアイアン。
MIZUNO PRO 918 アイアンには、粘り強い特性のある軟鉄ボロン鋼が用いられ、強度がアップし、フェースとソール部が薄肉化され反発性能に優れている。
カスタム専用オーダーモデルで、装着シャフトとして公式ページで紹介されているものは、D/G、D/G95、NSプロ MODUS3 TOUR105、MCI 80、OTi85、Tour AD-75、TS-iとなっている。
<スペック情報>
番手 4 5 6 7 8 9 PW
ロフト角(度) 21 24 27 31 35 40 45
ライ角(度) 60 60.5 61 61.5 62 62.5 63
バウンス角(度) -0.5 0 0 1 1 2 3
FP(mm) 1.6 1.6 1.9 1.9 2.2 2.7 2.7
長さ(インチ) 38.25 37.75 37.25 36.75 36.25 35.75 35.25
<販売情報>
ダイナミックゴールド 95 スチールシャフト付:19,000円+税
ダイナミックゴールド スチールシャフト:19,000円+税
NS PRO MODUS3 TOUR105 スチールシャフト:20,000円+税
OTi85 カーボンシャフト:26,000円+税
MCI 80 カーボンシャフト:24,000円+税
Tour AD-75 カーボンシャフト:25,000円+税
TS-i カーボンシャフト:21,000円+税
MIZUNO PRO 918 アイアンの特徴と評価--ミズノ
ミズノから発売されているMIZUNO PRO 918 アイアン。カスタム専用オーダーモデルのやさしく飛ばせる軟鉄鍛造アイアン。飛びとやさしさを徹底追求した、軟鉄鍛造ボックスキャビティアイアン。
<特徴と評価>
カスタム専用のミズノ プロ918アイアンの特徴について解説していく。一点目はヘッドの薄肉設計。フェース面とそこから繋がっているソール面の前方が薄肉になっており、反発性能を高めることを意識した設定となっている。ソール面については、ちょうどキャビティーのポケット部分の真下までが薄肉になっているため、フェース全面とフェースを支える下部が反発に寄与するイメージが持てる。
二点目は重量配分だ。クラブ設計において、余剰重量をどこに配分するかで、そのクラブの特徴が大きく変わってくる。ウッドで言えば、つかまりを良くする、高弾道にする、といった設計が反映されてくる。ミズノ プロ918アイアンでは、約24gの余剰重量がフェースを取り囲むように四隅に配置されている。慣性モーメントを上げるために重量が配分されており、ミスへの許容度、方向の安定性を重視したアイアンと言える。
<製品紹介>
1.飛びと耐久性を両立した軟鉄ボロン鋼
軟鉄ボロン鋼はマイルドスチールにボロンを0.003%添加する事で、粘り強い特性を持たせた新軟鉄鍛造素材。軟鉄鍛造ならではのソリッドな打感を追求しながらも、アイアンでは鍛造時にフェースを急冷する事で、フェース部の強度が30%アップ。フェースとソール部の薄肉化を可能にし、反発性能が向上。
2.軟鉄ボロン鋼(1025 BORON)
銅下メッキは、非常に軟らかいメッキのため、最外層のメッキには適さず、下処理としてのメッキとして用いられる。Mizuno Proでも下処理に銅下メッキを採用。打感がやわらかくなり、フェース面でのボールの接触時間が通常より長く感じられる。
3.高反発設計
ヘッド素材に軟鉄ボロン鋼を採用することにより強度を向上。さらに、T-SLOT構造により、フェースとソール部を薄肉化することで反発性能を向上(No.4~7)。ストロングロフトとの相乗効果で、アイアンでの飛距離アップを可能に。
4.ワイドスイートエリア設計
T-SLOT構造による大きな慣性モーメントでスイートエリアを拡大。やや打点がバラついても、飛距離の低下を抑え、安定した方向性を発揮。