M6アイアンの試打・評価|程よいストロングロフトで打ちやすい!
テーラーメイドのM6アイアンは、スピードブリッジという独特な剛性を高めた構造が搭載されたアイアンです。
■構えてみた感想
同時に発売されているM5アイアンよりもフェースが一回り大きくなっていますので、安心感が全く違います。フェースは厚めになっていて、トップラインの幅があります。このあたりは安心感かシャープさかで好みが分かれるところです。
ネックはグースが効いていますので、ボールのつかまりをイメージしやすく、この辺りも安心感があります。
■打感について
M6アイアンは、7番のロフトが28.5°ありますので、ストロングロフトのディスタンス系アイアンです。フェース下部に搭載されているHYBRARダンパーが効果を発揮しているためか、この部類のアイアンの中では、打感が優れています。
■弾道・飛びについて
極端なストロングロフトではないため、最近のディスタンス系と比べると構えやすいですし、球が上がりやすいです。ロフトが立っているだけあって飛距離もでますので、打感、直進性、飛距離、つかまりの総合力を求める方におすすめのアイアンです。
ソールはかなり分厚いタイプですので、上から打ち込む方というより、払い打ちの方におすすめしたいアイアンです。
M6アイアンはバックフェイスデザインがすごい
m5,6アイアンに共通しているこのバックフェイスデザイン、いままで見たことないです。まるで橋がかかっているようにい斜めにバーがある。
しかし、これは単なるデザインではない、これが今回から採用された「スピードブリッジ」という新技術。
これによってヘッドの剛性が高くなり、フェースの薄肉化やスピードポケットというソールの溝を貫通させることが出来て、結果ボールの初速がアップするというもの。
また、初速が早くなった分、打感は堅めという感想が多いが、深いポケキャビ部分には「HYBRARダンパー」と呼ばれる樹脂のようなものが配置されていて、これにより打感と打音が最適なものに調整されている。
M5アイアンとの違いとしては、ソールが広くなっており、少しスピードブリッジとフェースの間の隙間が大きくなっている。
ソール幅が広いということからM6の方が優しい設計となっている。
また、M5アイアンに比べると若干グースネックでつかまりやすくボールも上がりやすいいアイアンとなっている。
出典:https://www.youtube.com/watch?v=ASRWWE_zys0
M6アイアンのヘッドスペック・シャフトスペック
■クラブスペック
番手 4 5 6 7 8 9 PW AW SW
ロフト角 19 21.5 25 28.5 33 38 43.5 49 54
ライ角 60.5 61 61.5 62 62.5 63 63.5 63.5 63.5
■シャフトスペック
・FUBUKI TM6 2019
番手 4 5 6 7 8 9 PW AW SW
長さ 39.25 38.625 38.0 37.5 37.0 36.5 36.0 36.0 35.75
バランス D0 D0 D0 D0 D0 D0 D0 D1 D2
クラブ重量(g) #5 約362(S) / 約357(R)
フレックス S/R
・REAX85 JP
番手 4 5 6 7 8 9 PW AW SW
長さ 39 38.375 37.75 37.25 36.75 36.25 35.75 35.75 35.5
バランス D1 D1 D1 D1 D1 D1 D1 D2 D3
クラブ重量(g) #5 約397(S) / 約395(R)
フレックス S/R