718 AP3アイアンの試打・評価!中級者が扱いやすいアイアン
■718AP3アイアンの位置づけ
タイトリストの718APアイアンは、3種類のヘッドが発売されています。AP1~3までの3タイプありまして、一般的にはやさしさ・むずかしさの順番で番号が振られますが、718APアイアンはこの辺りが少し異なっています。
718AP1アイアンはディスタンス系、718AP2アイアンはアスリート向け、718AP3は数字こそ一番大きいがですが、AP1とAP2の中間的なアイアンです。敢えて数字を付け変えるとすれば、AP1よりのAP1.3アイアンといった具合です。
■アドレスした感想
718AP3アイアンは、AP1、AP2の中間的なアイアンと言いましたが、形状・構造面は全くことなっています。キャビティーではなく中空構造のアイアンですので、構えた印象は違います。バックフェースのデザインがすっきりシャープで格好良いですね。大きさもAP1ほど大きくなく、中空構造でソール側に厚みはありますが、トップラインは思いのほか厚さを感じさせません。
■試打した感想
中空構造を採用しているためか、反発エリアがやや広めです。球は上がりやすく、飛距離も程よくでますので、まさに中級者におすすめしたいアイアンです。
ソールの幅がそれなりにあるので、ダブりにくいのも特徴。
7番のロフト角は30°で極端に前にビューンと行ってしまうこともなく、上げて止めて、しっかり狙うこともできます。
718 AP3アイアン、飛距離性能と許容性を併せ持つ究極のアイアン
<製品評価>
タイトリストから2017年9月30日発売されている718 AP3 アイアン。飛距離と操作性を兼ね備えた、 タイトリストのディスタンスアイアン。
1.概要
飛距離性能を追求した718ディスタンスアイアンの中でも、AP3は飛距離性能と許容性、そしてシャープでかまえやすくすべてを兼ね備えた新しいアイアン。
飛距離アップはもちろん、シャープな見た目にもこだわるプレーヤーのために開発されたAP3。3~9番には中空構造が採用され、高い許容性と高い打ち出しを実現。L型の高強度455スチールを3~8番のフェースに採用することで、高初速のビッグキャリーを実現。
2.特徴
・飛距離性能を追求
中空構造とLフェースデザインの構造が、高いボール初速と高い打ち出しを可能に。
・高い許容性
AP3は高慣性モーメント設計により、オフセンターヒット時においてもミスを最小限に抑えてくれる許容性と打感を兼ね備えている。
・飛距離性能と見た目の両立
AP3は美しいヘッドシェイプでありながら、高い飛距離性能と許容性を兼ね備えており、プレーヤーをベストスコアへと導く。
3.試打ち・感想
・タイトリスト総合契約 ジャスティン・トーマス
「このクラブをテストしたとき、より遠く高い弾道がすごくよかった。」
<素材製法>
製法:鋳造
仕上:ニッケルクロームメッキ
<スペック情報>
番手:3 4 5 6 7 8 9 P 48
ロフト角(°):19 21 24 27 30 34 38 43 48
ライ角(°):60 61 62 62.5 63 63.5 64 64 64
バウンス角(°):0 1 2 3 4 5 6 7 7
標準シャフト:N.S.PRO 950GH/N.S.PRO MODUS3 TOUR 105/タイトリスト MCI 60
<販売情報>
・6本セット(5-9、P)
N.S.PRO 950GH ¥132,000+税
N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 ¥138,000+税
Titleist MCI 60 ¥144,000+税
・単品(3、4、48)
N.S.PRO 950GH ¥22,000+税
N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 ¥23,000+税
Titleist MCI 60 ¥24,000+税
発売日は2017年9月30日。