エピックフラッシュスタードライバー 試打・評価
AIがデザインしたフェースが搭載されたEPICFLASHシリーズのドライバー。アスリート向けのサブゼロと同じぐらい、アベレージ向けのスターも人気のモデルです。エピックフラッシュスタードライバーについて、製品の特徴・試打の評価を取り上げます。
■外観・アドレスしてみた印象
ソール面はウェイト調整機能が搭載されていますので、多少のごちゃごちゃ感はありますが、外ブラらしく仕組みそのもののデザイン性が良く全体として格好良いです。反対に、クラウン側はちら見えするフェース面も含めてブラック一色のため、PINGやタイトリストと同じように非常に落ち着かせてくれるデザインです。
■上がりやすさ
球の打ち出しの高さは中・高で、とにかく力強い球が出ます。低スピン性能に優れているので、吹け上がらず「ズドーン」と伸びていきます。
スピン量が少な目の方は、低スピン性能と相まって、揚力が得られない可能性があるので、ロフトを一つ上で検討してみたいドライバーです。
■方向性
アベレージ向けではありますが、ボールのつかまりは「やや」というぐらいです。調整機能を有しているだけあって、完全なスライサー専門のクラブという感じはありません。とは言え、ペリメーター・ウェイティングが搭載されていますので、ウェイトを左右に移動することで、FADE・DRAWに調整することができ、スライサーはドロー仕様で使うことができます。
どうやって売っても真っすぐ飛ばすという感じはなく、ある程度、フェード、ドローの操作も可能です。アベレージ~セミアスリート・シニアアスリート向けのクラブと感じました。
■打感
AIデザインのフラッシュフェース、ヘッドはJAILBREAKテクノロジーが搭載され、打感は硬めですが、弾いて初速が出ている感じが伝わってきます。
(画像出典 www.callawaygolf.jp)
EPICFLASH スタードライバーはノーマルより約10g軽量!
EPICFLASHスタードライバーはアジア向けの軽量モデルです。日本では数量限定販売されているノーマルなEPICFLASHドライバーと比べると約10g軽くなっています。
数量限定のノーマルモデルとの大きな違いは2点あり、軽量化と関係しています。
1点目は、ペリメーター・ウェイティングのウェイト重量で、スターモデルの方が約4g軽くなっています。2点目はホーゼル部分のロフト・ライ調整機能で、スターモデルには搭載されていません。
エピックフラッシュのフェースはAIが生んだ独特の波型!
エピックフラッシュのフェースは、AIとスーパーコンピューターにより15000回にも及ぶシミュレーションを経て、独特の左右非対称の波型形状が誕生しました。人間が行った場合は34年も掛かることから、34年後の未来のフェースという言われ方をされています。
本来は中心から周辺に向かって薄くなるところ、ウェーブ状に厚みがあり、従来のフェースとは全くことなっています。昨年はテーラーメイドからフェースをねじったツイストフェースが発売され、フェースの開発はイノベーション始まっているのかもしれません。
(出典:http://www.golfwrx.com/)
EPIC FLASH ドライバーの発売日が決定!
EPIC FLASHドライバーの発売日について、キャロウェイの公式ページにて掲載がありました。
各モデルのページに掲載された情報では、EPIC FLASHドライバーの発売日は、2019年2月1日です。
なお、日本での発売モデルは、ROGURやGBB EPICと同様にアジア向けの軽量スタードライバーが用意され、EPIC FLASHスタードライバー、EPIC FLASH サブゼロドライバー、EPIC FLASHドライバー(数量限定)となっています。