使

10.5度のUSのフレックスS。振動数不明だけどUSのSはだいたい275cpm。
これは振った感じだとそこまでないので260〜270程度だと思われ。
ヘッドスピード40ms〜48msくらいまで大丈夫。
ヘッド重量199.6で普通。全体的には軽めで振り切りやすい。
重心角はノーマルが20度でD-typeは23度と気持ちつかまるけど微々たる差。
フェース角は-2.4度でオープンフェースの上、慣性モーメント4800gcm2くらいあるのでリストターンで捕まえてドローで飛ばす古いタイプの打ち方だとまずフェースが戻らずスライスするか、それを嫌がって返すと返りすぎてチーピンになるクラブ。
いわゆる今主流の最近の米国ブランドによくあるタイプのクラブ。
ダンロップやブリジストンのドライバー使ってる人だと違和感バリバリかも。
シャットフェースで打つスキルは必須として、そこからドローぎみに打つのかフェードぎみに打つかは悩みどころ。
おそらくドローヒッターの方が相性良し。
打感はバシュっとなるタイプでカッキーン系の金属的な音ではなし。
好みは分かれると思うけどUSブランドのクラブに打感を求めるなんて無駄。
弾道は高弾道低スピンで滞空時間が長め。
飛距離性能は使いこなせるなら高い。
<総評>
シャットフェースで体重移動とリストターン少なめ、スタンス狭め、身体の回転のスピードで飛ばすという現代風スイングの練習器具としてベストなクラブ。
むしろこの打ち方じゃないとボールは全て右に行くと言っても過言ではないくらい。
下半身先行で体重移動してリストターンで球を捕まえて左手主導のフォローでビュンと鳴るように…という昔(今でも?)主流の過去の和製盆踊りスイングでは打てない。
そこから出れない人にはゴミ、出れた人には何もしなくても飛ぶ反則クラブになる両極端なクラブ。
調度スイング改造中なので先生として申し分ない!