ゼクシオ11代目のゼクシオイレブンアイアン(XXIO 11)について、試打・評価、モデルの特徴をまとめました。
ゼクシオ11アイアンの試打・評価
ゼクシオ11アイアンを試打
大幅に変わらない中で、進化している。
コースで良い音がして、気持ちよく振れるアイアン。
打ちやすく、バランスが良いアイアン。
芯を外しても、ミスしたのを感じない爽快感がある音がする。
オートマチックなアイアンだが、弾道操作もできる。
ゼクシオ11を詳しく解説
キャビティーが2段階で低重心となっていて、球が上がりやすい。球が上がらない人におすすめ。
一般的にシャフトは重くなると硬くなるが、ゼクシオ11アイアンのシャフトはカーボンもスチールも振動数が同じになっている。
ゼクシオユーザー向けにシャフトが軽く柔らかく仕上がっているので、ヘッドスピードが遅い人でも、スチールシャフトを扱える。
ゼクシオ11アイアン
ツイングルーブ構造によりボディーが撓む
https://sports.dunlop.co.jp/golf/xxio/technology/11/
フェース裏の溝構造が新たに設けられた「TWIN GROOVE」が採用されていて、インパクトの際にボディーが撓みやすくなっています。
反発が向上するだけでなく、フェースの下目で捉えてしまった場合でも、ボールの上がりやすさ・飛距離が損なわれにくくなっています。
フェースプログレッションが小さく、ボールがしっかりつかまる
FP値は前作よりも小さく抑えられ、よりフェースが奥に引っ込んだ設計となっています。
見た目にもグースが効いている様子が分かりやすく、しっかりつかまえてくれるイメージをもって構えやすくなっています。
ボールがしっかりつかまることで、右にそれにくく、拾いやすく、飛距離も出やすくなります。
前作よりも更にストロングロフト!
ゼクシオ10では、ロフトを立てて飛距離アップが図られました。そして、後継のゼクシオ11でも、さらにロフトを立てていまして、さらに飛距離性能を重視した設計となっています。
<7番アイアンのロフト角>
・ゼクシオ9:30°
・ゼクシオ10:29°
・ゼクシオ11:28°
超ストロング設計のゼクシオクロスアイアンでは7番が25°で、徐々にそちらに寄ってきています。
他社モデルのストロングロフトを売りにしたアイアンでは、25°、26°という7番とは思えないロフト角が増えていますので、あまりスペックを変えてこないゼクシオも、大きな流れとしてはストロングロフトに乗っています。
高比重ウェイトをトゥ側に配置
キャビティー内部に高比重のタングステンニッケルウェイトが配置されています。
ロフトをさらに立てて前方向への推進力が高められつつ、球が上がりやすい重量配分も採用されています。
ゼクシオ11アイアンの公式動画
ゼクシオ11アイアンのスペック
ゼクシオ11アイアンのシャフト
ゼクシオ11アイアンのシャフトは、カーボンとスチールの2種類あります。
カーボンシャフトは、ゼクシオオリジナルのシャフトで「ゼクシオ MP1100」です。ヘッドカラーに併せてシャフトもネイビーとレッドに分かれています。
スチールシャフトは、日本シャフト製のゼクシオ仕様モデルで、N.S.PRO 860GH DST for XXIOです。
カーボンシャフトは、しなりを効かせたい人に適していて、R2、R、SR、Sの4種類の硬さがあります。一方、スチールシャフトは軽量スチールのため程よく重量があり、硬さはRとSの2種類です。