アイアンの飛距離を伸ばしたいゴルファーに注目されているのが、ストロングロフトのアイアンです。
ディスタンス系アイアンとして主流となりつつあるストロングロフトのアイアンについて、2019年~2020年モデルの注目おすすめモデルを紹介します。
ストロングロフトのアイアンとは?
ストロングロフトのアイアンとは、ロフト角が小さいアイアンです。一般的なアイアンと比べて、フェース面が立っています。
上図の左が上級者向けのアイアンで、右がアベレージゴルファー向けのスト論語ロフトのアイアンです。ロフト角の差がかなりあることが分かります。
ボールに伝達されるエネルギーは前に飛ぶ水平方向と上に上がる垂直方向に二分して考えると、ロフトが立つことによって、水平方向(前)にインパクトエネルギーが多く配分されますので、飛距離が出やすくなっています。
最近のアイアンはストロングロフト化が進んでいる
ストロングロフトのアイアンで、特に人気が集まったのが2017年に発売されたヤマハの初代インプレスUD+2アイアンです。
7番のロフト角が26°ですから、2017年当時だけでなく現在でもかなりストロングな部類に入ります。
ストロングロフトはアイアン市場全体で進んでいる傾向にありまして、スペックをあまり変えないゼクシオでも、ここ3世代でストロングロフト化を進めています。
おすすめのストロングロフトのアイアン!2019~2020年モデル
ストロングロフトのアイアンは、飛距離を伸ばしたい人向けのアイアンです。2019年~2020年のアイアンの中で、特におすすめのストロングロフトのアイアンを紹介します。
※紹介順はロフトが立ってる順とします。
ゼクシオ クロスアイアン
ゼクシオ10アイアンの翌年に発売のゼクシオクロスアイアンは、飛びと直進性を兼ね備えているという意味で、「クロス」と名付けられています。
7番のロフト角は25°で、超ストロングロフトのアイアンです。分厚いキャビティーとソールで、打点ミスが多いゴルファーには特におすすめのアイアンです。
PRGR eggアイアン 2019
プロギアのニューエッグアイアンは、ゼクシオクロスと同じく7番が25°の超ストロングです。
ソールは厚めですが、この種のアイアンには珍しくバンスがありますので、抜けの良さも求める方におすすめのアイアンです。
ヤマハ インプレス UD+2アイアン 2019年モデル
ストロングロフトアイアンの人気に火をつけたモデルの2代目です。7番のロフト角は26°のまま、更なる低重心化やフェースセンター位置の最適化をはかり、より使いやすくなっています。
キャロウェイ EPIC FORGED スターアイアン
7番のロフト角が26°で、前年のROGUEよりも1°ストロングロフトとなっています。
ボディには軟鉄が用いられ、フェース内にはウレタン・マイクロスフィアが注入されていますので、打感の良さにも拘ったアイアンです。手応え・フィーリングも欲しい方におすすめです。
ブリヂストン PHYZアイアン 2019
3年ぶりにリニューアルされたブリヂストンのPHYZアイアン。7番のロフト角は26°です。
360°のポケット構造が採用されていますので、反発エリアが広くミスに強いのが特徴です。
まとめ
ストロングロフトのアイアンについて、おすすめのモデルを5つ取り上げました。どれも7番のロフト角が25°か26°となっていまして、改めてロフトが立っている傾向がお分かり頂けたと思います。
ストロングロフトについては、7番と書いてあっても7番としては使えないという声が一部で聞こえるのも事実ですが、振りやすさ、クラブ長さなど、様々な面が工夫されています。
アイアンに飛距離を求める方は、ストロングロフトのアイアンに注目して検討してみてください。