ユーティリティはフェアウェイウッドとアイアンの間に位置するクラブです。扱いやすさから、フェアウェイウッドとロングアイアンを苦手とするゴルファーに重宝されていて、ツアープロにも使われています。
ユーティリティの飛距離レンジ
ユーティリティがカバーする飛距離レンジは、ヘッドスピードが43m/sぐらいのゴルファーで、170~210ヤードぐらいとなっています。
⇒ ユーティリティの飛距離の早見表!番手別、ヘッドスピード別の目安は?
フェアウェイウッドやロングアイアンが苦手で飛距離が出なかったり安定しない場合、ユーティリティがフィットすれば一部の番手を置き換えて使うことができます。
特にアイアン型ユーティリティについては、メーカーの公式サイトでアイアンの中に掲載されているぐらい形状やスペック面の連続性が高いモデルがあり、ミドル、ショートのアイアンまでシームレスにつないでくれます。
⇒ ランキング上位者が使うユーティリティを調査!国内男子プロ編
ユーティリティは大きく分けて2種類ある
ユーティリティは、フェアウェイウッドとアイアンの中間的な存在です。形状はウッドに近いウッド型ユーティリティと、アイアンに近いアイアン型ユーティリティに2分されます。
ウッド型はつかまりが良く、球が上がりやすい、アイアン型は操作しやすく弾道が強いといった特徴があります。
⇒ ウッドが苦手な方にお勧めのアイアン型ユーティリティ
どちらがオススメかはクラブセッティングの中の位置づけ、つまり用途や狙いにもよるのですが、使い勝手の面で考えると、アイアンよりもウッドが得意な方はウッド型ユーティリティ、その反対の方はアイアン型ユーティリティをおすすめします。
ユーティリティは何番を使うか?
ユーティリティは大凡3~5種類ぐらいの番手が用意されています。フェアウェイウッド、ユーティリティ、ロングアイアンは、ゴルファーの得意・不得意も反映すると飛距離レンジがかなりオーバーラップする方が多いのではないでしょうか?
便利で扱いやすいユーティリティは、全部の番手を持ってコースに出たいところですが、ゴルフクラブは14本までという上限があります。
ドライバー、パター、ウェッジ3種で5本は使うとすると、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンは9本となります。
⇒ アイアンが苦手な方のユーティリティセッティング
例えば、ウッドが苦手ならば、フェアウェイウッドは3番だけにして、その後をユーティリティでつなぐか、いっその事、フェアウェイウッドを全く使わずウッド型ユーティリティ・アイアン型ユーティリティを多用するという選択もあります。
反対にアイアンが苦手ならば、アイアン型ユーティリティを上手に使って、ロングアイアンや一部のミドルアイアンを置き換えてしまうという選択もあります。
⇒ ユーティリティとフェアウェイウッドの違い
おすすめのユーティリティのまとめ
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