シャフトには、長さや硬さ、カーボン・スチールの材質の違いだけでなく、トルク、キックポイント、バランスなど、色々なスペック要素がある。ここれは、キックポイントについて解説していきたい。
そもそもシャフトのキックポイントとは
シャフトはガチガチに硬いわけではなく、しなるようにできている。キックポイントとは、「シャフトのどのあたりがしなるか」をあらわしている。日本語で「調子」とも言う。
キックポイントの種類
キックポイントには、大きく「先調子」、「中調子」、「元調子」の3つに分かれている。先調子はシャフトの先端の方、中調子は中央、元調子は手元の方がしなりやすいことを表す。
キックポイントから見たクラブの選び方
先調子
先調子は、シャフトの先端側が柔らかいため、ヘッドが返りやすく球のつかまりがよくなります。また、インパクト時のロフトが大きくなるため、高い弾道の球が出やすくなります。
元調子
元調子は、シャフトの手元側でしなりを感じやすいため、逆に言えば先端側が硬く感じると言えます。このため、ヘッドの返りを抑えることができるため、低い弾道の球が出やすくなります。
また、スイングのタメが弱いタイプの場合、元調子のシャフトにすることでタメを生み出しやすくなります。
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