ドライバーで飛ばしたいそう考えるゴルファーは多いと思いますが、実際、そのポイントはヘッド重量と重心距離がポイントです。
もちろん反発係数というものもありますが、それはルールによって規制されているため、たいていのクラブはギリギリまで設定された作りになっていますので、それは気にしなくてもいいと言ってもいいでしょう。
ヘッドが重いと
もちろんことですが、同じヘッドスピードなら衝突エネルギーの大きい重いドライバーのほうが飛びます。
ですので、自分の触れる範囲でのドライバー選びが大切になりますが、あまり重いドライバーを選ぶと逆にヘッドスピードが落ちてしまうのでその兼ね合いで選ぶことになります。
ヘッドスピードが上がる、軽すぎるドライバーも問題点があります。
それは、軽すぎるためスイングが緩んでしまうという事です、これはスイングを壊す原因にもなってしまうので、安易にヘッドスピードが上がり振りやすいからと軽いものを選ぶのは危険です。
また、軽すぎると余計な動きがはいってしまい、ミート率が下がってしまうという事もありますので注意が必要です。
重心距離が長いと
重心距離長いドライバーの方が初速が出やすい分だけ、飛距離アップを狙えます。
ただし、重心距離が長くなるほどヘッドを返しづらくなり、ボールが捕まりづらくなってしまうという現象が発生してしまいます。
ヘッドの大きなドライバーは自然と重心距離も長くなってくるので最近の傾向である大型ドライバーは重心距離長く飛ぶようにつくられていますが、このヘッドを返しずらいという特性を意識してスイングしなくてはなりません。
そのため、重心距離が長いドライバーはネック軸回りの慣性モーメントが大きくなっているため、シャフトを軸にしてヘッドが回転しづらくなっています。フェースを急激に開閉しづらいため無理に開閉しようとするにはパワーが必要となってしまいますので、それを防ぐためにはトップでフェイスを開かないスイングを行うことが大事になります。
いわゆるシャットフェイスというものです。テークバック前半でフェースを閉じた状態をキープし、トップではフェースが空を向く形のスイングを心がけましょう。
また、ダウンスイング時にシャフトの逆しなりを意識してスイングするといいでしょう、フェースを無理に返すのではなく、シャフトの逆しなりを意識することでインパクトでフェースは開きにくくなります。
逆しなりを意識したスイングはホースを使ったスイング練習機器が有名です。ホースがインパクトで戻るようなタイミングでスイングを意識するといいでしょう。
