最近のアイアンはストロングロフト設計が主流となりつつあり、飛距離とやさしさを重視する傾向が高まっています。
アベレージゴルファー向けのディスタンス系と呼ばれるアイアンだけでなく、中級者・上級者向けのアイアンでも、従来モデルよりロフトアップしたり、中空構造を取り入れるなど、飛距離性能を高めたものが増えています。
本記事では、アイアン市場全体で飛距離・やさしさ重視に向かっている中、シニア向けモデルに注目して、おすすめのアイアンをランキング形式で紹介します。
第1位 eggアイアン 2019
eggアイアンは、7番でロフト角が25°の超ストロングロフト設計です。ソールにはタングステンウェイトと溝構造が搭載されていますので、球の上がりやすさお備わっています。
フェース下部が1.6mmの薄さに仕上げられていますので、トップが出やすい方にもおすすめです。
第2位 ゼクシオクロスアイアン
飛距離性能と直進性能に特化して作られたアイアンです。フェースはゼクシオのチタンフェース史上で最薄、反対に、キャビティーとソールは安心感のある厚さで、弾きとミスの許容性が一目で伝わってきます。
真っすぐ、遠くにを求めるゴルファーにおすすめのアイアンです。
第3位 グローブライド ONOFF 赤 アイアン 2018
ONOFF赤アイアンは、フェース裏の真中あたりにリブ構造が設けられていて、最大撓みを生み出す位置が低く設定されています。
フェース下部での反発性能が高まっていますので、トップ気味に入ってしまった時の飛距離ロスが抑えられるのが特徴です。
第4位 インプレス UD+2アイアン 2019
プラス2番手の飛びを生み出してくれることで人気となったインプレスUD+2の2019年モデルです。
軽量化により生み出された重量がソールに集中し分厚くなっていますので、ダブりにくく、球が上がりやすくなっています。
ディスタンス系アイアンの威力を痛感しています。
https://www.aftergolf.net/gekiyasu/club/1/1/14/YM/pca53077/
第5位 ゼクシオイレブン XXIO 11アイアン
ゼクシオの11代目アイアンは、グリップエンド側に重量が寄せられたカウンターバランス設計で、ヘッドが軽く感じられるだけでなく手元側の安定感が増し、トップ位置が安定し、スイングの正確性が高まります。
打音やふりやすさに優れているのは勿論ですが、バランスが良いモデルですので、実際にコースに出た時に結果を出してくれるアイアンです。
第6位 ブリヂストン PHYZアイアン 2019
フェースの最薄部が1.7mmと極薄で、フェースの裏側に360°のポケット(溝)構造が採用されていますので、フェース面上の広いエリアで高い反発性能を発揮してくれます。
さらに、バックフェースにはターボラバーが搭載されていますので、不快な振動を吸収してくれます。
打点がバラつきやすい方、そして、打感も求める方におすすめのアイアンです。
第7位 テーラーメイド Mグローレアイアン
グローレシリーズとMシリーズが融合したモデルです。バックフェースには消音材と衝撃吸収材が搭載されていますので、打感・打音ともに心地良さが特徴となっています。
まとめ
アイアンの飛距離性能は、ロフトを立てるだけでなく、フェースの弾きやボディーの撓みなど、色々な実現方法があります。モデルによって、飛距離性能以外の特徴が異なっていますので、全体的なクラブ特性を見ながら自分に合ったアイアンを探してみてください。
ランキングについては、筆者にておすすめと思われる順としていますので、あくまで一つの視点として参考にして頂ければと思います。