最近のアイアンは、ロフトが立ったモデルが増えています。極端なものでは7番アイアンで25°というものも珍しくありません。
アイアンの飛距離を伸ばしたいというニーズは強いですが、飛距離重視のデメリットとして、球が上がりづらい、ターゲットを狙いにくい、という点があげられます。
そこで、本記事では球の上がりやすさに注目して、アベレージゴルファー向けのおすすめアイアンをランキング形式で紹介します。
第1位 ゼクシオイレブンアイアン
ゼクシオアイアンは、ゼクシオ10、ゼクシオ11とロフトを1°ずつ立ててきていますが、そこまで強烈なストロングロフトではありません。
つかいやすいアイアンとして長らく支持されているだけあって、球が上がりやすく、ふりやすさや直進性なども含めて、総合バランスに優れた「使いやすいアイアン」です。
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第2位 テーラーメイド M6アイアン
貫通型のスピードポケットに加えて、ヘッド後方に設けられた斜めのリブ構造により、高打ち出し、高初速が実現されています。
ロフト角も7番で28.5°とアベレージゴルファー向けモデルにしては抑えられていますので、アイアンらしい球が出しやすいモデルです。
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第3位 PING G410アイアン
PINGのG410アイアンは、直進性が高く、ボールが上がりやすいアイアンですので、しっかり狙いたいという方におすすめです。
前作よりも小ぶりになり、グースも弱めになっていますので、つかまりと構えた時の安心感を求める方は、
G400アイアンの方もおすすめです。
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第4位 スリクソン Z585アイアン
スリクソンというとアスリート向けブランドのため、敬遠されるアベレージゴルファーもいると思いますが、最近では全体的にやさしくなってきています。
もともとアイアンは3タイプのヘッドが発売されていて、最も優しいヘッドはポケットキャビティー構造になっていますので、アベレージゴルファーでも扱いやすい形状が用意されています。
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第5位 ヤマハ インプレス UD+2アイアン 2019
今や人気アイアンの一つに位置づけられているヤマハのinpres UD+2アイアン。2番手上の飛びが出るということで、ディスタンス系の代表格のアイアンです。
払い打ちでクラブに任せて振ると、ロフト角以上に球の上がりやすさが感じられるアイアンです。ただし、ロフトはかなり立っていますので、ストロングロフトアイアンの中では上がりやすいという部類になります。
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まとめ
アイアンの飛距離性能と球の上がりやすさは、相反する関係にあります。物理的に考えれば、飛びだす方向を縦横(前と上)のベクトルに分けた場合、どちらにエネルギーを分配するかにより、前に飛ぶ、上に上がりやすいという特徴が決まってきます。前と上のどのあたりで折り合いをつけるかも、アイアンを選ぶにあたって考えておきたい点です。ランキングについては、筆者にておすすめと思われる順としていますので、あくまで一つの視点として参考にして頂ければと思います。