ゼクシオイレブンが登場して注目を浴びているのが「カウンターバランス」です。クラブ全体の重心設計をグリップ側に寄せることで、手元が安定し、ヘッドが軽く感じられ、スイングしやすくなる効果があります。
本記事では、自分のお手持ちのゴルフクラブを簡単にカウンターバランスにする方法を取り上げます。
ゴルフクラブのバランスとは?
ゴルフクラブのバランスは、ヘッドの重さの感じ方を表し、製品のスペックデータでは、スイングウェイト、スイングバランスといった名前で示されています。
スイングウェイトはA0、A1・・・A9、B1、B2・・・F9まであり、大きくなるにつて重いことを意味します。
※スイングウェイトについては、別記事で詳しく解説していますので、興味がある方はご覧になってみてください。
⇒ゴルフクラブのバランスとは?スイングウェイトについて詳しく解説
カウンターバランスとは?
カウンターバランスとは、クラブの重心がグリップ側に寄せられたものを指します。カンターバランスにすることにより、手元がしっかりしてヘッドが軽く感じられますので、ヘッドの重さを変えずに、操作性や振りやすさを向上させることができます。
自分で簡単にカウンターバランスにする方法
専用アイテムを装着する
グリップエンドには通常、穴が設けられています。これはグリップをシャフトに挿し込む際に、空気が抜ける穴が無いと入っていかないため、このような構造になっています。
グリップエンドにマーカーなどを挿し込んでいる方もいますが、この穴を利用してカウンターバランスにする商品があります。
グリップエンドにウェイトを付けることで、ヘッドの重さを変えずにカウンターバランスにすることができます。
下記の動画で、実際に装着している様子を見ることができます。1:40ぐらいから始まります。
5円玉を使う方法
もう少し簡単に試して見たいという方は、5円玉を使う方法があります。仕組みとしては先ほどのグリップエンドに装着するアイテムと同じで、ウェイトに5円玉は代用するというものです。
5円玉は1枚で3.75gありますので、枚数を調整することで重量調節も可能です。ちなみに、50円玉は4gになります。
見栄えの点で気になる方はいると思いますが、購入する前に少し試してみたいという方にとっては、お手軽に行える方法です。
重たいグリップに交換する
手元側を重くする方法として、シャフトを交換したり、シャフトに重量を装着したり、グリップを重たいもの交換する方法があります。
自分で行えるものとしては、グリップの交換が比較的やりやすいと思います。グリップの交換方法については、動画でも紹介されていますので、参考にしてみてください。
▼グリップの交換動画