PINGのニューモデルと思われるアイアンの画像がインスタグラムで確認されました。
i59と記されたこの新しいアイアンについて、まだ公式発表がありませんので、映像を元にどのような特徴があるか探ってみます。
i59アイアン
2020年の年末に、i59というモデル名のアイアンの映像がインスタグラムに投稿されています。
映像にはPINGの文字は写っていませんが、投稿文章にPINGと記載されていて、ヘッドの特徴としてもPINGのものであると十分に思わせる造りになっています。
そして何より、「i59」というネーミングからして、PINGであると考えてほぼほぼ間違いないと思います。
FORGEDアイアン
https://www.instagram.com/p/CJGTVj9DX-2/
バックフェースのヒール側に記載された文字を確認してみると、「FORGED」と記されているように見えます。
フェース側は見えませんのでわかりませんが、少なくともフェース以外の部分は鍛造のようです。
バックフェースの形状としては、ソール側からの肉厚部分が少な目になっています。特に、センターの打点アリアまでに肉厚部分が掛からないようにも見えます。
渋野日向子や鈴木愛が愛用しているi210アイアンでは、打点エリアが肉厚になっていますが、i59アイアンはその逆になっていて、現行のアイアンの中ではBLUEPRINTに近い形状となっています。
トゥ側のネジ穴はウェイトか中空か?
ヘッドのトゥ側にはスクリュー状のネジのようなものが確認できます。これはPINGとテーラーメイドで良く見られる形状です。
中空で中に何かを詰める入口のようにも見えますが、PINGではキャビティ、中空、マッスルバックの全てのアイアンでこの形状がありまして、慣性モーメントを上げる等の重量再配分のために採用されています。
現在、確認されている映像では、ヘッドが薄いようにも見えますが、マッスルバックか中空かは分かりません。
i500、iBLADEの後継か?
i59アイアンの位置づけについては、ネット上で色々な推測情報が飛び交っています。
渋野日向子や鈴木愛が使っているi210アイアンの後継ではないかという情報もありますが、形状面、ネーミングから、その可能性は低いように思われます。
その他では、i500、iBLADEの後継ではないかと言う意見も出ています。
バックフェースのすっきりした様子、ネーミングに「i」と「5」が入っている点からすると、i500アイアンの後継という可能性はかなりあるのではないかと思います。
改めて見てみると、ネック寄りの「FORGED」の文字の位置も一致していますので、i59アイアンとの共通点は多くあります。