タイトリストから発売のTSRシリーズは、3種類のドライバーが発売されています。
TSR3ドライバーは、前作のTSiシリーズで好評価だったTSi3ドライバーの後継モデルで、PGAツアーでも多くのプロゴルファーに使用されています。
TSR3ドライバーの特徴
低スピン+操作性
TSR3ドライバーは、タイトリストのドライバーの「3」のモデルで、トラディショナルな洋ナシ型のヘッド形状で、ディープで浅重心設計が採用されています。
重心が浅いことにより、ギア効果がバックスピンを相殺する方向に働き、スピン量が抑えられます。
さらに、ヒール寄りがすっきりとした小ぶりなヘッド形状のため、左にオートマチックにつかまり過ぎるイメージもなく、取り回しの良さが備わっています。
低く強い弾道、そして、イメージ通りに球を操りたい方に好まれるドライバーです。
ドロー・フェードの弾道調整機能
TSRシリーズのドライバーでは、唯一、TSR3ドライバーにのみ移動式のウェイト調整機能が搭載されています。
ウェイト位置を左右に2段階移動させることが可能で、ドロー・フェードの弾道調整が可能です。
可変スリーブも搭載されていますので、ロフト・ライの調整も可能で、調整機能を駆使したい方にとって、使い応えのあるドライバーです。
強烈な低スピン・操作性を求める方はTSR4ドライバーを選択
(左から、TSR2、TSR3、TSR4)
さらに低スピンで操作性を求める方は、TSR4ドライバーという選択しもあります。
TSR2とTSR3が460ccなのに対して、TSR4は430ccの小ぶりなヘッドになっています。
今作のTSR4ドライバーは、前作のTSi4ドライバーとウェイトに大きな違いがありまして、TSR4ではウェイトが一つ追加されて、前後に1つずつ搭載しています。
前後のウェイトは重量が異なっている為、入れ替えることで重心を調整することができます。
タイトリストの説明によれば、前側の重たいウェイトを後ろに持ってくることで、TSR3.5になると解説されています。
TSR4のハードさに不安がある方も、ウェイト入れ替えにより寛容性を高めることができますので、設定を変えて試せる安心感もあります。
TSR3ドライバーの適合ゴルファー
・操作性と低スピンを求める方
・左への引っ掛けを無くしたい方
・調整機能を駆使して弾道をカスタマイズしたい方
TSR3ドライバーの試打動画
TSR2・TSR3・TSR4ドライバーを打ち比べ
3up CLUBの3名が、タイトリストのTSR2・TSR3・TSR4ドライバーを試打して、どのヘッド、どのスペックが自分に合っているか、タイトリストの方にフィッティングしてもらっています。
ロフトの違いを確認したり、同じロフトで別のモデルを打ち比べたりしていて、モデルやスペックの違いによる影響を確認することができます。
TSR3ドライバーをトラックマンで計測試打
トラックマンを使って、TSR3ドライバーを2種類のシャフトで試打されています。
前作のTSi3ドライバーとの違いなどについても解説されていますので、買い替えを検討されている方にも参考になる内容です。