「SIM ドライバー」の使用者による試打・評価まとめ　オススメのゴルフクラブ　ゴルフ特集記事　中古 ゴルフクラブ ・ ゴルフ用品 ｜ 激安中古クラブ市場

テーラーメイドのSIMシリーズから発売のSIMドライバー。

前年まではMシリーズが続けてリリースされていましたが、2020年からは新たにSIMシリーズとしてニューモデルが発売されています。

SIMシリーズは、ウェイト調整機能が付いたSIMドライバーと、ウェイト調整機能のないSIM MAXドライバーの2種類あります。



前者のSIMドライバーの方は、より低スピン・低弾道で力強い高が出やすく、ヘッドスピードが速いアスリートに人気のモデルです。




こちらの動画では、SIMドライバーとSIM MAXドライバーについて、色々なシャフトで試打して解説されています。

標準シャフトのTENSEI SILVER TM50以外にも、公式サイトではその他に3種類のシャフトが掲載されていますので、シャフト選択の参考になります。


試打るTVとゴルフパートナーのコラボ動画で、SIMドライバーとM5ドライバーを試打比較されています。

カラーリングの違いによる視覚的な差についても解説されています。スピン量はSIMの方が抑えられるとのことです。



SIMドライバーが前作のM5と大きく異なる点はソール形状とウェイトにあります。まず、ソール形状ですが、上図を見て分かる通り、イナーシャジェネレータと呼ばれるウェイトパーツがソール後方にかけて搭載されています。

これはSIM MAXドライバーと同様の作りで、一つ前のM6ドライバーに搭載されていたものがベースにあります。

設置方向が斜めになることで空力対応しているという新たな要素はありますが、深重心・低重心にした形状となっています。


もう一つ、M5ドライバーと大きく変わった点として挙げて起きたいのは、ウェイト調整機能が2系統から1系統になった点です。

従来のMシリーズでは、左右のドロー・フェードに加えて、前後の重心調整を行うことができましたが、SIMドライバーは以前のSLDRドライバーのような左右方向だけになっています。

恐らく、テーラーメイドとしては、前後のウェイト調整機能を外してまでも、ソール後方の固定ウェイトを搭載したかったということだと思います。

打ち出し角については、ロフト角調整機能がありますので、そちらで対応してくださいということでしょう。


M3・M4で搭載されたツイストフェース、M5・M6で搭載されたスピードインジェクションは、引き続きSIMドライバーにも搭載されています。

そして、SIMシリーズでは貫通型スピードポケットが搭載されています。M5でもフェースの直ぐ後ろにスリットがありましたが、敢えて貫通型スピードポケットと宣言されています。

スピートポケットにより、ティーアップして打つことで起こりがちなフェース下目でのミスショットに強さを発揮し、寛容性を高めてくれます。

・ロフト角：9、10.5°
・ライ角：56°
・ヘッド体積：460cc
・標準シャフト：TENSEI SILVER TM50
・長さ：45.75インチ

スペック面でのSIM MAXドライバーとの違いとして、ロフト角12°のハイラウンチなスペックが無い点、そして、標準シャフトがTEISEIのBLUEからSILVERになっていて、ややハードになっている点が挙げられます。


公式サイトでは4種類のシャフトが紹介されています。
・TENSEI SILVER TM50(S/SR/R)
・Tour AD XC-6(S)
・Speeder 661 EVOLUTION VI(S)
・Diamana ZF60(S)