テーラーメイドの2020年の新シリーズ「SIM」から2種類のフェアウェイウッドが発売されています。一つはアスリート向けのSIMフェアウェイウッド、もう一つはアベレージ向けのSIM MAXフェアウェイウッドです。
SIM MAXフェアウェイウッドは、ヘッド体積が大きく、やさしく高弾道で飛ばせるモデルです。
SIM MAXフェアウェイウッドの試打動画
SIMとSIM MAXフェアウェイウッドの3番を試打
SIM・SIM MAXの関係性は、M5・M6と同じ。
SIMよりもSIM MAXフェアウェイウッドの方がつかまりが良い。
M6と比べると、SIM MAXの方が弾きが良い。球も上がるので、グリーンを狙っていける。
SIMとSIM MAXフェアウェイウッドの5番を試打
打感はSIMフェアウェイウッドよりSIM MAXフェアウェイウッドの方が柔らかい。
SIM MAXフェアウェイウッドの方はフェースの丸みが抑えられていて、方向が合わせやすい。
5番の投影面積は、SIM MAXフェアウェイウッドの方が小さく見える。
SIM MAXフェアウェイウッドとM5フェアウェイウッドを試打
ヘッドスピード45m/s以下の人は、3番と5番の飛距離は変わらないので、5番ウッドがオススメ。
球が上がりやすい。
下っ面に当たっても、球を拾ってくれてボールが上がる。
SIM MAXフェアウェイウッドの特徴
より低重心になり、球が上がりやすい
前作のMシリーズと同じく、カーボンクラウンを採用したマルチマテリアル構造が採用されています。
より低重心設計となっていて、フェースも大きいため、やさしく球が上がりやすくなっています。
芝の上からの抜けが良い、Vスチールソールを搭載
https://www.taylormadegolf.jp/taylormade-SIM-all-series/SIM-MAX-%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%89/DW-KY225-JP.html
テーラーメイドの銘器「Vスチール」のソールが、SIMシリーズのフェアウェイウッドに再び採用されています。
インパクト時の芝との接地面積が抑えられるため、振り抜けが良く、ラフからでも安心して扱いやすくなっています。
貫通型のスピードポケットにより、ミスヒットに強い
https://www.taylormadegolf.jp/taylormade-SIM-all-series/SIM-MAX-%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%89/DW-KY225-JP.html
SIMシリーズのフェアウェイウッドには、貫通型のスピードポケットが搭載されています。
ソール側に大きなスリットがあることで、フェース下目で捉えてしまった場合のロスが抑えられますので、飛距離が安定しやすくなっています。
ツイストフェースを搭載
SIMシリーズのフェアウェイウッドにもツイストフェースが搭載されていますので、ハイトゥ・ローヒール方向に打点がブレてしまっても、弾道をセンターに戻してくれる効果を発揮してくれます。
なお、ネックはペンシル型になっていまして、前作のM6フェアウェイウッドと同様に、ロフト角の調整機能は搭載されていません。
SIM MAXフェアウェイウッドのスペック
・番手:3、5、7
・ロフト角:15、18、21°
・ライ角:57、57.5、58°
・ヘッド体積:185、160、160cc
・標準シャフト:TENSEI BLUE TM50
・長さ:43.25、42.25、41.75インチ
SIM MAXフェアウェイウッドのシャフト選択
公式サイトでは4種類のシャフトが紹介されています。
・TENSEI BLUE TM50(S/SR/R)
・Tour AD XC-6(S)
・Speeder 661 EVOLUTION VI(S)
・Diamana ZF60(S)