２年に1度のニューモデルを登場させているゼクシオ、今回も発売前から話題となっている１１代目のゼクシオ１１ドライバーを試打してみました。
構えた感じゼクシオと言えば今まで丸いヘッド形状というイメージがありましたが、今回のゼクシオはなんだか違う、ロゴのデザインも変わったが洋ナシ形になったようです。
また、ソールデザインも最近、爆発的人気のテイラーメイドMシリーズを意識したのか直線的なラインが多くデザインされている。
カラーデザインも色が濃ゆくなり同じネイビーでも見た目が渋くなっています。

＜試打＞
試打してみるとゼクシオらしく非常にタイミングの取りやすい仕上がりとなっている、シャフトのしなりがしっかりしているためタイミングがとりやすい。つまり、タイミングがとりやすいちう事は変な力みもなくなるためスイング自体に安心感をもたらしてくれる。
また、捕まりもいい仕上がりとなっているためスライサーには右に行きにくい安心感もある。構造的にも、新たに開発されたSTAR FRAME構造で、ソールとクラウンが薄肉化、さらに、ソールにはカーボン複合構造が採用されているということで生み出された余剰ウェイトは、ヘッド後方に配置されていているということ、これも重心角を大きくして捕まりを良くしているのだと思われる。また、ヘッド後方にウェイトを持ってきているという事で慣性モーメントが増加し直進性も感じることができました。
また、ヘッドスピード41m/sでRシャフト試打したところ、キャディーで214Yとかなりの好感触、ランをいれれば235Yといったところか。しかし、とにかく振りやすいです。
少しヘッドスピードを上げて44m/sで振ってみるとキャリーで230Y、トータル255Yという結果に。グリップエンドの重さからか非常に安定して振りやすい。過去のゼクシオはグリップが軽くちょっと手元が安定しない感じがありましたが、今回は何度もいいますが、本当に全体的に振りやすくバランスがいいですね。

＜スイングの安定度＞
また、今回のゼクシオはグリップを重くすることでスイングを安定させるというメーカーの売り込み。前作と比べると全体のクラブ重量が10g上がったため確かにスイング自体のばらつきは減ったような感じがする。軽すぎると力んでしまうという欠点を自分のスイングでは補ってくれている気がする。
また、ヘッド側に重量があるよりも手元側に重量がある方が確かに
スイングプレーンが安定する実感を前作よりも得ることができました。

あと、スイングですぐに悩みやすいゴルファーは調整機能があるとついついいじってスイングの迷走に入ってしまいますが、悩まなくて打てるゼクシオは、今回も調整機能は搭載されていない。
調子が悪くてもクラブを信じて自分のスイングを思い出して一生懸命練習するのみという考え方になり、調整機能で何とかしようという余計な雑念を払い、覚悟を決めてくれるクラブだと思う。
もう少し、ハードにしっかり振りたいゴルファー向けには新たなモデルのゼクシオXを試してもらいたい。

出典：https://sports.dunlop.co.jp/golf/updates/detail/20191002165305.html

今回のゼクシオ１１ドライバーには新技術の新開発の「フラットカップフェース」が採用されている。このフラットカップフェースとは、フェースの中央部の肉厚を薄く大きくすることでたわみやすくし、センターとオフセンターのCT値を限りなくフラットに近づけることで、フェース全面の反発性能を大きく向上させることができるテクノロジーだ。
そのほかにも、スイートエリアを拡大する「STAR FRAME構造」が採用されている。この「STAR FRAME構造」は、ソールとクラウンの広域を薄肉化して軽量化し、余剰重量をウエイトに配分することで慣性モーメントを増大させ、スイートエリアを拡大するテクノロジーだ。
出典：https://sports.dunlop.co.jp/golf/xxio/

(出典：https://sports.dunlop.co.jp/golf/xxio/technology/)

ゼクシオの11代目となるゼクシオイレブンドライバーは、ウェイトプラステクノロジーが採用され、グリップ側に重量を搭載した新たなクラブ重量配分となっています。

ヘッド側に重みがあると、スイング軌道やトップポジションの位置にばらつきが生じやすいですが、グリップ側に重量を掛けることでヘッドが軽く感じられ、スイング全体、そして、エネルギーをため込む重要なトップポジションの位置がブレにくくなりります。

STAR　FRAME構造でスイートエリアが拡大
ソールとクラウンの広域を薄肉化し軽量化。
余剰重量を後方に配分することで慣性モーメントを拡大させている。
参照：https://sports.dunlop.co.jp/golf/xxio/technology/

今回11代目となる『ゼクシオ』ドライバーは、高弾道で気持ちよく飛ばせる「ゼクシオ イレブン」と、もっとしっかり振り切りたいゴルファー向けの「ゼクシオ エックス」の2モデルをラインアップしています。
ダンロップが『ゼクシオ』ゴルフクラブに搭載する飛びのテクノロジーは、ヘッドの反発性能向上だけにとどまりません。ゴルファーのパワーを最大限引き出す独自の“飛ばし方”を実現するために、近年はスイングの領域にまで踏み込んだ研究開発で進化を遂げてきましたが、今回の11代目モデルで着目したのは「トップ・オブ・スイング」です。新たに開発した独自技術の「WEIGHT PLUS（ウエイトプラス）」テクノロジーが、コックがたまり深く安定した理想のトップ「飛びのパワーポジション」を実現し、より速く、正確なインパクトを可能にします。テスト段階で体験いただいた方の約70％からワッグルしただけで、また約80％の方からクラブを振った時に、その変化を体感いただいており、結果として「ゼクシオ イレブン」では前作比4ヤードの平均飛距離アップを実現しています※2。「WEIGHT PLUS（ウエイトプラス）」テクノロジーは、新ラインアップである「ゼクシオ エックス」にも搭載されており、今までにない飛距離を実現できるクラブとなりました。
参照：https://sports.dunlop.co.jp/golf/xxio/technology/