荒くれものという名のドライバーで、個人的には
どこに行くかわからないような名前でちょっとイメージが悪いドライバーですが、
力強いという意味もありそうでそちらに期待して試打してみます。

まず、ローグスターとの違いは、ウェイトの場所です。
ローグスターのウェイトはシャフトネックに近い部分にあり重心角を大きくしている設計になっています。
また、ローグドライバーはクラウン後方、バックフェイスにあり、重心を深くした設計となっています。

ローグスターと違い可変スリーブがついています。
ライ角、ロフト角を変更することができます。

シャフトはキャロウェイのオリジナルのスピーダーEVOLUTION for CW 50で試打しました。

●構えてみると
クラウンが網目でデザインされ凝っていて画像のようにきれいです。
フェイスを置くとフェイスが開くのでスライサーには違和感があるかもしれません。

●打ってみると
音は結構上級者ごのみで高い音でなくしまった音です。
ジェイルブレイクの効果だとおもいますがクラウンの剛性が高くヘッドがたわむというよりも、フェイスがはじくというイメージで打てます。

●インパクトでは
フェイスがもともと開いている状態だからなのか、捕まるイメージが湧きません。
もともとスターの方がつかまる設計なので捕まえにくいという人はローグスターを使うのがいいとおもいます。
捕まってフックボールが多い人にはこちらのROGUE ドライバーが合うように思います。

■シャローヘッド形状で、許容性が高く、方向性が良い
ROGUEドライバーはシャローヘッド形状が特徴です。ストレッチが長い分、重心深度が深くなっていますので、大きな慣性モーメントを持っています。ミスへの許容性が高く、方向性も良いので、打点がバラツキやすいゴルファーにおすすめのモデルです。

■ROGUEスタードライバーとの違い
日本ではROGUEスタードライバーという名称のモデルが発売されています。アメリカではROGUEドローという名称で発売されているモデルと同じヘッドです。
日本ではスターモデルが主としてアベレージ向けとして位置づけられている感がありますが、スライサーに適したモデルとなります。右へのミスに悩んでいないゴルファーはROGUEドライバーの方が適している可能性があります。