XXIO X(エックス)アイアンのグリップエンドにもドライバーと同様にウェイトプラステクノロジーが装備。てこの原理で手元側が安定し振りやすくなりスイングがブレないという前評判のXXIO X(エックス)アイアンを試打してみました。

●構えた感じ
イレブンに比べると小ぶりですっきりしていいて、イレブンよりも操作性が感じられます。

●飛距離性能
反発性能については、バックフェイス周辺に設けた溝でフェイスがたわむように設計され、飛距離性能のアップも目指しているようです。
アイアンでフェイスがたわむというのは、最近では珍しくない表現なのかもしれませんが、アイアンでも飛びの向上とう課題は永遠に続きそうです。実際にしだしてみるとドライバーでのヘッドスピードで４３程度の自分が７番アイアンｄ１６７Yの飛距離がでましたので飛距離も十分アップしているように思いました。

●インパクト
ヘッドの構造をみると軟鉄鍛造２ピース構造ということで軟鉄アイアンの気持ちいい打感と、心地いい打球音を両方求めているというのはゼクシオらしいなと感じました。
音もイレブンと比べ高すぎない落ち着いた音となっています。

●スイング全般
ドライバーと同じくグリップエンドにウェイトプラステクノロジーが入っており、スイング自体も非常に安定感があり心地安さを感じました。
ここまで、スイングが気持ちよくふれるとなると、ウェイトプラステクノロジーがどのように作用しているかしっかりと理解できていなくても、その影響なのかなと思ってしまいます。ダンロップの技術は凄いんだろうなというバイアスかかっているかもしれませんが^_^;

また、スイングした感想でインパクトで自然にヘッドが体の正面に戻ってきてフォローで抜けていく感覚は、おそらく、グリップエンドのおもりのせいだと感じました。
つまり、グリップを短く握る効果と同じで、ヘッドがインパクトで戻りやすい効果をもたらしているのではないかとと感じられます。
無理にヘッドを返さなくても自然にヘッドが戻る感覚はスイングの安定にもつながるとう期待が持てます。

若い世代をターゲットにした今回初登場のゼクシオエックス、スリクソンではハードすぎる、ゼクシオではちょっと物足りないという４，５０代のまだまだ力のあるゴルファーには是非試してもらいたいクラブです。

参照：https://sports.dunlop.co.jp/golf/

出典：http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2019/sp/2019_p05.html
従来のレギュラーモデルとしての「ゼクシオ イレブン」に加え、もっとしっかり振り切りたいゴルファー向けの「ゼクシオ エックス」が今回新登場！
「ゼクシオ エックス」は、軟鉄鍛造ボディの打球感を活かしながらも、フェース裏面に溝を配置した「スピードグルーブフェース」を採用した特殊鋼のフェースを採用。フェース全体の撓（たわ）みを大きくし、反発性能を向上させています。

■ゼクシオ X エックス アイアンのスペック
ゼクシオ X エックスアイアンは、4～9番、AW、SW、PWの9本のクラブセッティングとなっています。
同時に発売のゼクシオ11アイアン（レギュラーモデル）と比べると、7番アイアンのロフト角はゼクシオ11が28°、ゼクシオXが29°で、ゼクシオ X エックスの方がロフトが１°寝ています。

■ゼクシオ X エックス アイアンの発売日・発売価格
ゼクシオ X エックスアイアンの発売日は、2019年12月7日が予定されています。発売価格はシャフトにより異なります。
・Miyazaki AX-1
5本セット（＃6～9、PW）：¥120,000＋税
1本（＃4、5、AW、SW）：¥24,000＋税
・N.S.PRO 920GH DST for XXIO
5本セット（＃6～9、PW）：¥95,000＋税
1本（＃4、5、AW、SW）：¥19,000＋税
(出典 https://sports.dunlop.co.jp/golf/products/iron/xx_xi.html)