<製品概要と評価>
本間ゴルフから販売されているツアーワールド TW727V アイアン。飛距離と操作性を兼ね備えたキャビティアイアン。
1.適合ゴルファー
「ヘッド形状にこだわりがあり、ツーピースキャビティには抵抗がある」「軟鉄一体型キャビティを使いたいが、飛距離もやさしさも求める」というゴルファー向け。プロの間でもよりやさしさを求める傾向にあり、「操作性は高く、それでいてシビア過ぎない」といったプロニーズに応えたモデル。
2.特徴
TW717Vとほぼ同様の設計だが、キャビティ部はVnより若干深い。W-FORGED製法の採用で、前モデルよりさらなる肉厚設計が可能となり、ボールの上がりやすさ、打感、強い弾道、全てにおいて前モデルを上回る。
3.W-FORGED|アイアンヘッド製法
軟鉄素材(S25C)を熱間鍛造後、再度冷間特殊鍛造する、この2種・2回の鍛造を行う製法が、「W-FORGED(ダブルフォージド)」。冷間特殊鍛造によりフェース表面(深さ約0.2mm)の金属組織を圧縮・微細化することで、細分化された鍛流線が形成され、フェース面の強度化、高靱性化が図れる。これにより、フェースの強度を損なわず薄肉化でき、その余剰重量をより最適な重心配分に活かすことができる。また、強度アップによりフェース上部でのヒットでも「あたり負け」が少ない。さらに、W-FORGEDによる二重金属組織が、よりマイルドな打感を生み出している。
4.プロが満足する、手ごたえのあるマイルドな打感
フェース面側の組織は高密度で、深さ0.2mm。フェース上部での
ヒットにも当たり負けしない。
5.前モデル対比
W-FORGED製法の採用で、前モデルよりさらなる肉厚設計が可能となり、ボールの上がりやすさ、打感、強い弾道、全てにおいて前モデルを上回る。
<素材・製法>
ヘッド素材:軟鉄(S25C)
ヘッド製法:鍛造
ヘッド仕上げ:ハーフミラー+ミラー仕上げ2層メッキ
<スペック情報>
番手:3、4、5、6、7、8、9、10
ロフト(°):20.0、22.0、25.0、28.0、32.0、36.0、41.0、46.0
ライ角(°):59.5、60.0、60.5、61.0、61.5、62.0、62.5、63.0
フェース・プログレッション(mm):3.50、3.50、3.70、4.20、4.20、4.20、4.40、4.40
<重心設計>
重心距離(mm):33.5、34.0、34.0、34.5、34.5、34.5、34.5、34.5
重心高(mm):18.0、18.5、18.5、19.0、19.5、19.5、19.5、20.0
重心深度(mm):3.5、3.5、3.2、3.0、2.8、2.5、2.0、1.8
重心角(°):-、-、9.7、-、-、-、-、-
<販売情報>
・VIZARD IB95
1本(#3,#4):26,000円(+税)
6本組(#5~#10):156,000円(+税)
・N.S.PRO MODUS3 TOUR120
1本(#3,#4):19,000円(+税)
6本組(#5~#10):114,000円(+税)