ソール部分までカバーした新L UNITフェースをすべてのクラブに装備、圧倒的な初速アップを可能にしている。前作は#5I～#7Iまでとなっていたが、今回はショートアイアンでも飛ばせる作りとなっている。
またSLEルール限界となるフェース反発係数は0.822を実現、前作0.815を更に超えてきた。

アイアン重心点は前作よりも中心に持ってきているため重心距離が長くなった。これも飛距離がアップされた理由である。
重心距離が長いとクラブの操作性は劣るものの最近のゴルファーのスイングはクラブヘッドをオートマチックに振るのが主流の為多くのゴルファーにとっては違和感がないだろう。
参照：https://golf.yamaha.com/products/inpres_ud2_iron.html

inpres UD＋2 アイアンではチップウェイトテクノロジーを採用。
通常のシャフトではインパクト時にたわんでしまいエネルギーをロスしてしまう所をおもりの効果でたわみを抑え、インパクト時のエネルギーロスを抑える技術である。
標準シャフトのオリジナルカーボンMX-519にて採用されている。
参照：https://golf.yamaha.com/products/inpres_ud2_iron.html

ヤマハから2018年10月発売のinpres UD+2 アイアン 2019。待望のインプレスUD+2アイアンのニューモデルが2年を待って登場。

ヤマハのUD+2モデルは、”2番手上の飛び”というキャッチコピーで市場に投入された人気モデル。アイアンでもぶっ飛びを実現すべく、様々なテクノロジーや工夫が取り入れられている。スペック面では高ロフトとなっているが、重心の工夫により超低重心・超深重心となっているため、ボールが上がりにくいといった懸念へのケアもなされている。

標準シャフトは、カーボンのMX-519i、軽量スチールのN.S.PRO ZELOS 7の2種類が用意されている。

＜素材製法＞
5～7：SAE8655　新ＬUNITフェース
8～PW：S45C鍛造ボディ SAE8655フェース
AW～SW：S45C鍛造ボディ S20C軟鉄フェース、S20C鍛造ボディ

＜スペック情報＞
番手 5 6 7 8 9 PW AW AS SW
ロフト角（°） 22 24 26 29 33 38 43 49 55
ライ角（°） 60.75 61 61.25 61.5 61.75 62.25 62.75 62.75 63.25

＜販売情報＞
・MX-519i
4本セット（#7～PW）：¥96,000+税
単品：#5、#6、AW、AS、SW：¥24,000+税

・N.S.PRO ZELOS 7
4本セット（#7～PW）：¥96,000+税
単品：#5、#6、AW、AS、SW ¥24,000+税

ヤマハから2018年10月発売のinpres UD+2 アイアン 2019。やさしく高弾道でグリーンを狙えるぶっ飛びアイアン。

＜特徴と評価＞
ヤマハのヒットモデル、UD+2。2016年に発売されたモデルに次いで2018年10月にニューインプレスUD+2アイアンが登場。モデル名には2番手上の飛びを意味した「+2」が入っており、飛距離を徹底的に追求したアイアンとなっている。
このアイアンの特徴としては、2点ほど上げておきたい。

まず、ドライバーと同様にフェース面上の重心点が前作と比べてトゥ側、つまり外側に移動している。これは、スイング軌道を考えた場合に、ボールを捉える位置が軌道のより外側になることで、スイングスピードが早く、ボール初速も上がるというメカニズムだ。

そして、もう一点は重心設計。こちらもドライバーと同様、余剰重量を生み出しなるべくヘッドの下方に重量を寄せることで、低重心、高弾道を実現させている。そのため、吹き上がりすぎが課題というゴルファーは向かないモデルとなるが、アイアンでなかなか球が上がらない。スイングスピードが遅いのが悩みという方は、是非、試してもらいたいアイアンだ。

＜製品紹介＞
１．チップウェイトテクノロジー
TIP WEIGHT TECHNOLOGY搭載シャフトは、おもりの効果でたわみを抑え、インパクト時のエネルギーロスを抑える。

２．ルール限界に迫る反発性能
すべてのクラブに圧倒的な初速アップを可能にしたフェース設計を採用。

３．スーパー重心設計
超低重心・超深重心設計によりボールが上がりやすくつかまりやすい驚異の飛距離性能を実現。

４．高初速ロフト設計
ストロングロフトでボール初速が最大化、スーパー重心設計により高弾道で飛ばす高初速ロフト設計。