クリーブランドから2018年9月に発売のRTX-4 ツアーウェッジ。ツアーサテンとブラックサテンが同時にリリースされており、それぞれ仕上げが異なるがスペックは同一。

ロフトは48°～60°まで2°刻みとなっており、56°、58°ではバンスが異なったものが3～4種類用意されている。

素材は軟鉄で製法はロストワックス精密鋳造、フェース面は精密なレーザーミーリングが施され、粗さが向上している。

＜スペック情報＞
ロフト角（°） 48 50 52 54 56 58 60
バンス角(°) 8 10 10 10 8/10/10 3/6/9/9 9
ソール形状 Mid Mid Mid Mid Low/Mid/Full XLow/Low/Mid/Full Mid
ライ角（°） 64 64 64 64 64 64 64
フェースプログレッション(mm) 5.1 5.6 5.6 6.1 6.1 7.1 7.1
バランス D2 D3 D3 D4 D4 D5 D5

＜販売情報＞
ダイナミックゴールドシャフト：15,000円 ＋税
N.S.PRO 950GH スチールシャフト：15,000円 ＋税
N.S.PRO MODUS3 TOUR120 スチールシャフト：16,000円 ＋税

クリーブランドから2018年9月に発売のRTX-4 ツアーサテン。攻めのフェースがRTX史上、最大のスピン性能を発揮。

＜特徴と評価＞
RTX-4 ツアーサテンウェッジの特徴として触れておきたい点として、一つに溝とミーリングが挙げられる。溝については、歴代でもっとも深くなっている。そして、溝間のフェース面については、精密なレーザーミーリングにより敢えて粗く削ることで、摩擦力を高めている。これにより、異物は深い溝で除去され、荒いフェースで強烈なスピンがかかる。

もう一つ注目したい点は、重心位置だ。ウェッジの重心位置はあまり話題にのぼることがないが、一般にネックが長いためヒール寄りになっていることが多い。ところが、RTX 4ではホーゼルが軽量化され、バクフェースも重量削減の工夫が凝らされており、フェースのセンターにより近い位置が重心となるよう重量配分がなされている。

＜商品紹介＞
１．RTX史上、最高のスピン性能を達成
異物を取り除く溝はより深く、摩擦力を向上させるフェース表面はより粗くすることで、あらゆる条件下で思い通りの安定したスピン性能を発揮。

２．4種のソールグラインドをラインアップ
ロフト56°はFULL、MID、LOWの3種、58°ではXLOWをラインアップ。プレースタイル、スイングタイプ、コース条件に合わせて最適な1本を選ぶことができる。

３．アイアンとのつながりがスムーズなロフト別形状設計
リーディングエッジの丸みをロフトごとに調整することで、構えやすさと操作性が向上。特に低いロフト番手はアイアンとの流れを重視し、スリクソン Z シリーズともスムーズにつながる。

４．オフセンターショット時の打感と飛距離コントロール性能が向上！
一般的なウエッジはネックが長いためヒール寄りの重心。RTX 4 ウエッジはホーゼルの軽量化とバックフェース面の段差により、フェースセンターに近い重心位置を実現。