GLOIRE Reserve ドライバー テーラーメイド 2012の製品評価
テーラーメイドから2012年12月より発売のGLOIRE Reserve グローレ リザーブ ドライバー。テーラーメイドが10年の歳月を経て開発に成功したハイテク素材を新たに搭載し、ゴルフクラブの常識を覆す新時代の飛びを提案。
<製品概要と評価>
日本オリジナルモデルであるGLOIREシリーズに、宇宙・航空分野でも使用されているグラファイト・コンポジット素材が採用され、さらなる飛距離性能が追求されてGLOIRE Reserve(グローレ リザーブ)ドライバーが追加ラインナップ。
従来までのチタン素材を採用したクラブヘッドでは、フェースサイズには限界がある。GLOIRE Reserveでは、ゴルフクラブのエンジンとも言われるフェースのサイズに着目し、その限界を超えたビッグフェースの開発を約10年にわたって実施。ボールをより遠くへ、また、寛容性を高めるために、グラファイト素材と従来の研磨や研削などの工程を伴わないテーラーメイド独自の製法を融合することにより、高性能で高品質な次世代ゴルフクラブフェース、「マルチ・レイヤー・フレックス・フェース」の開発に成功し、チタンに代わるグラファイト・コンポジットフェースをGLOIRE Reserveドライバーに搭載。
「マルチ・レイヤー・フレックス・フェース」は70層のグラファイト・コンポジットプリプレグとサーモセットウレタンカバーで構成されており、45%の軽量化に成功している。さらに、従来のチタンフェースと比べた場合、約30%のサイズアップとフェースサイズの拡大により、反発性能に加えてスイートエリアが55%向上している。オフセンターヒット時の許容範囲が拡大することで、やさしさも大幅に向上している。また、グラファイト・コンポジットフェースによって生まれた余剰重量により、これまでとは違った重心設計を行うこととなり、クラブ全体の進化が進んでいる。
また、GLOIRE独自のアドバンスド・ディスタンス・テクノロジーを駆使し、「ロー・フォワード・シージー・デザイン」や「ウルトラ・シン・ディンプルクラウン」との相乗効果によって、低重心化とつかまりやすさが促進している。
心地良い上質な打音を導く「サウンドリブ」に加え、アライメント効果を引き出すクラウンとフェース一体型のヘッドデザインなどにより、やさしさ、飛距離性能、打音など、あらゆる要素で高いパフォーマンスを生み出してくれる。
<スペック情報>
ヘッド素材:アルファ・ベータ・チタン
フェース素材:グラファイト・コンポジット + サーモセット・ウレタン
ロフト角:9.5、10.5゜
フェースアングル:0゜
ライ角:58゜
ヘッド体積:460cm3
シャフト:GLOIRE GL550 Reserve、GLOIRE GL450 Reserve