RSドライバーとRS-Fドライバーの違い
ギリギリを攻めるプロギアから2018年モデルとして発売されているRSシリーズ。
ドライバーはRSとRS-Fの2種類あります。
RSとRS-Fの違いについて、まず名称から分かる方もいると思いますが、RS-FのFはフェードの意味で、フェードが打ちやすくなっています。設計上の大きな違いとして、RSドライバーの方が重心角が大きくなっています。重心角が大きいとヘッドのターンが効いてきますので、ボールのつかまりが良くなります。
つまり、RSドライバーはドローボールを打ちたい、つかまえて飛ばしたい、スライサー、といったゴルファーにおすすめです。
逆にRS-Fドライバーは、重心角が小さく、フェードが打ちやすくなっていますので、フェードで飛ばしたいゴルファーにおすすめです。
重心角以外の点では、フェースの有効打点エリアに違いがあります。アベレージゴルファーでは打点が左右に、上級者では打点が上下にブレやすいことから、RSドライバーでは左右方向、RS-Fドライバーでは上下方向に有効打点エリアが広がっています。
弾道だけでなく、スキルレベルでもモデルの適正が変わってきますので、ご自分の打点のブレ方向も確認しながらモデルを選ばれると良いと思います。
RS ドライバー、高初速で飛ばせる!
<製品評価>
プロギアから2018年7月13日に発売のRS ドライバー 2018年モデル。強い、広い。新高初速RSなら、もっと飛ぶ。
1.概要
新Wクラウン設計+Wモーメント設計のWデザインでギリギリをさらに強く、広く。「打点がズレても高初速」が得られる新RSシリーズの新高初速エリアは約160%まで拡大。
2.特徴
・深い重心。ドローの打ちやすい、新RS。
・トゥヒール慣性モーメントの大きい設計(左右の打点ズレにも初速性能が落ちにくい)
・上げやすい印象を与える、ややシャローなヘッドデザイン。
3.新ナブラフェース
新RS のナブラフェースは、RS2017に較べ、中央肉厚部の面積を縮小、周辺部の薄肉化を実現。 ナブラフェースの進化は、高CTエリアの拡大を進めた。
4.Wモーメント設計
ゴルファーのスイングタイプ、打点の傾向に合わせ、フェースバックとトゥヒール、2つの慣性モーメントを最適化させる設計。 アベレージゴルファーは、打点が左右にバラつく傾向。 反対にスキルの高いゴルファーは、打点が上下にズレる傾向にある。
5.弾道コントロールシステム「Bacosy」
Ballistic(弾道) control(調整) system(機構)。RSドライバーは、弾道コントロールシステム「Bacosy(バコシー)」を搭載。 ロフト可変機構により弾道をコントロールすることができる。また、ウェイトを変更する事で、クラブバランスの変更が可能。
<素材・製法>
フェース素材:チタン(Ti-6Al-4V)
フェース製法:鍛造
ボディ素材:チタン(Ti-8Al-1V-1Mo)
ボディ製法:真空精密鋳造
ウェイト素材:8g(ステンレス/SUS630)
<スペック情報>
ロフト角(°):9.5/10.5/11.5
シャフトスペック:S (M-43)/SR (M-40)/R (M-37)
体積(㎝3):460
フェースアングル(°):-2.0
ライ角(°):59.0
長さ(インチ):45.5
<販売情報>
本体価格:80,000円
発売日:2018年7月13日