EZONE XPG ユーティリティの製品評価
<製品概要と評価>
ヨネックスから発売されているEZONE XPG ユーティリティ。
1.EZONE XPGシリーズ
ヨネックスから発売されているEZONE イーゾーン XPG、ドライバーからアイアンまでラインナップされており、パター以外は一通り同一モデルでクラブセットを整えることもできる。EZONE XPGの特徴として挙げられるのは、メーカーが飛距離を意識して開発されているという点だ。公式HPでの宣伝文章を確認してみると、”ヘッドスピードが43m/s前後のプレーヤーを大きく飛ばせる”といった表現がなされており、ドライバーで290ヤードを飛ばしたという実証映像も紹介されている。そして、ドライバーに注がれた技術はユーティリティにも投入されている。
2.イーゾーンXPG ユーティリティ
イーゾーンXPGユーティリティは、ドライバーと同じく290ヤード・・・とはいかないものの、メーカーによる商品説明の冒頭分、つまりキャッチコピーでは”重ヘッドパワーで200ヤードをデッドに攻める。”とされている。ここからもやはり飛距離への意識がユーティリティへも注がれていることがうかがえる。では、実際にどのような技術が搭載されているか順に見て行こう。
・カーボン複合の重ヘッド
ドライバー、フェアウェイウッドと同様にカーボンクラウンが採用されている。そして、こちらも同じくソール部にはタングステンウェイトが装着されている。これにより、低重心の重ヘッドとなり、しっかり飛ばすことができる。
・デュアルタングステンパワーシステム
ソール部のウェイトに加え、クラブの反対側にあたるグリップ部についても、ドライバー。フェアウェイウッドと同様にグリップエンドに20gのタングステンパウダーが内臓されている。これにより、一般的なグリップと同程度の重量でありながらも、重心位置が手元側に移動するという効果を実現している。そして、クラブの量端にあたるソートとグリップエンドにタングステンが配されていることになる。
・クイックアジャストシステム
フェアウェイウッドについても調整機能であるクイックアジャストシステムが搭載されている。これにより、ロフト角はMAX±1.5°のアジャストが行え、8つのポジションに変更することができる。
・ソール
ソール形状についてもフェアウェイウッドと同様、抜けの良い設計となっており、ラフからのショットでも果敢にグリーンを狙っていくことができる。
<素材:製法>
ボディ:ステンレススチール
クラウン:高強度軽量カーボン
ウエイトビス:タングステン合金
<スペック情報>
番手 3 4 5
シャフト硬さ R/SR/S
ロフト角(°) 19 22 25
ライ角(°) 57 57.5 58
フェース角(°) 2.0°オープン
体積(ml) 114 112 111
クラブ長さ(inch) 40.75 40.25 39.75
<標準シャフト>
シャフト名称 EX310J
シャフト硬さ R/SR/S
トルク(°) 2.9
バランス D0
<重心設計>
重心高(mm):14.1
重心距離(mm):28.9
重心深度(mm):27.5
フェース高(mm):31.5
<販売情報>
販売価格:オープンプライス
レフティーモデルはU3、U4のみ。