inpres パターの製品評価
<製品概要と評価>
ヤマハゴルフから発売されているinpres パター。
安定感と操作性が秀逸なパター。形状・材質面での特徴は、ノンインサートのフェース、3面ソール、ノンフェースバランス、トゥ・ヒール型の4点があげられる。
1.ノンインサート
最近ではインサートに凝ったパターが増えており、インサートのカラーで商品の特徴を出しているモデルも少なくない。そんな中、ヤマハのinpresシリーズに登場したパターは、ノンインサートタイプとなっている。pingに代表されるようなオーソドックスでシンプルな形状のパターに慣れ親しんできたゴルファーにとって、馴染みやすいモデルといえる。また、ソリッドな打感が好みのゴルファーには適したパターと言えるだろう。
2.3面ソール
フェースを前面から覗いて見ると、ソールの地面との接着面が3面構造になっていることが分かる。滑らかな曲線のパターも美しさやしなやかさを感じ、安心感に繋がる面もあるが、今回のinpresパターの3面ソールの場合、ピタッと感と言えば良いだろうか、アドレス時の安定感とそこから生まれる心理的な効果、つまり安心感は容易に想像がつく。
パッティングという行為そのものに求める要素の中で、”安心感”が優先順位の上位にあるゴルファーは、一度、手にとってみた感覚を確認してみると、課題が一つ解決されるかもしれない。
3.ノンフェースバランス
inpresパターは、ノンフェースバランス設計となっており、フェースを自然に開閉させる「in to in」スイングタイプのプレーヤーに適したパターとなっている。
<スペック情報>
ロフト角(°):4
ライ角(°):71
クラブ長さ(インチ):33/34
<販売情報>
販売価格:22,000円+税
発売開始は2016年9月16日。