テーラーメイドのSIM2シリーズからドロー仕様のドライバー、SIM2 MAXーDドライバーが日本モデルで発売となっています。
前作のSIMでは追加モデルとして発売されましたが、今回のSIM2では同時発売となっています。
日本でもドローモデルが発売に!
テーラーメイドのドローバイアスのドライバーは、SIMの前のMシリーズでも存在しました。
ただ、日本のテーラーメイドでの取り扱いがなかったため、手に入れる場合はUSモデルを購入する形でした。
しかし、前回のSIMシリーズでは、遂に日本モデルのSIM MAX-Dドライバーが後から追加発売されました。
このドローモデルの売れ行きは良く、そのためか今回のSIM2シリーズでは最初の段階からドローモデルのSIM2 MAX-Dドライバーが発売となっています。
以前からドローモデルを日本で発売すべきと言う声は、多方面から聞こえていましたので、遂にと言うかようやくと思っている方も少なくないと思いますが、いずれにしてもドロー仕様の日本モデルが発売になったことは良い知らせではないかと思います。
SIM2 MAX-Dドライバー
ヒールぎりぎりのウェイト
SIM2 MAX-Dドライバーは、これまでのドローバイアスモデルと同様に、ヒール側にウェイトが搭載されています。
インパクトの際にスクエアでボールを捉えやすくなりますので、スライスが出やすい方は、右へのミスが抑えられやすくなっています。
イナーシャジェネレータそのものがヒール寄り
ドローバイアスは、ヒールのウェイトだけでなく、ソールに搭載されたイナーシャジェネレータそのものがドローバイアスになっています。
3つのモデルを並べてみると、ソールの中央にある凸形の構造は、SIM2 MAX-Dドライバーのみ全体的にヒール寄りに設置されています。
試打者の評価としても、前作よりドローバイアス効果が高いと感じられる方が多いようです。
前作よりもミスに強く、球が上りやすい
ドローバイアス以外の特徴としては、前作よりも今回のSIM2 MAX-Dドライバーの方が慣性モーメントが大きく、重心が高くなっています。
弾道としては、スピン量が過度に抑えられすぎず、揚力を得て球が上りやすく、深重心による大きな慣性モーメントで、ミスに対する強さを発揮してくれます。
SIM2 MAX-Dドライバーの試打
従来モデルと比べて一番フックフェースになっている。多分、1°ぐらい。
SIMグローレほど極端なドローモデルではない。
前作よりも明らかに進化している。
SIMグローレは固定スリーブだったが、SIM2 MAX-Dドライバーは可変スリーブになっているので、色々なシャフトで試せる。
前作よりも構えやすくて扱いやすい。
ドローバイアスだけど、使いきれないほどつかまるわけではない。
球が上るがスピンは減っている。飛ばせそうなドライバー。