グリップのバックラインは必要か？　ゴルフクラブ選びの基本　ゴルフ特集記事　中古 ゴルフクラブ ・ ゴルフ用品 ｜ 激安中古クラブ市場

グリップのバックラインについて、有るものと無いもの、どちらにすべきか迷われる方もいると思います。どういう場合にバックラインが必要か、クラブ毎に分けるのは良いのか悪いのかなお、このあたりを解説していきたいと思います。

バックラインとは、グリップの後ろ側についている出っ張りのことです。ラインというより盛り上がっていて、通常、は後ろ側にあります。これがあるものをバックラインありグリップ、ないものをバックラインなしグリップと呼びます。

野球のバットと違って、クラブには方向がありますので、グリップの円形のどこを前にするかが必ず決まります。その際、後ろ側にバックラインがあると、いつも同じ位置で握るための目安になります。初心者の方は、バックラインがあった方が、安定した握りが得られますのでおすすめです。



グリップは必ずフェースがスクエアになるように握るかというと、そうではないケースもあります。自分の球筋を調整する場合や、アイアン、ウェッジなどで意図的に大きく開くこともあります。
この時、バックラインが邪魔に感じることがあるため、なしを好むゴルファーもいます。とりわけプロの間では、バックラインなしが流行っているようです。
球筋がスライスやフックのどちらかに偏っていて、ストレートまたは逆にしたい場合、フェースの向きを調整するためにグリップのバックラインを意図的に正面からずらすことがあります。

バックラインを本来の位置からやや左側、時計で言うと7時の方へずらします。この場合、バックラインに従って構えると、フェースがかぶり気味になります。
こうすることで、スライサーの方は、ストレート系への改善が期待できます。

今度はフックグリップとは逆に、本来の位置からやや右側、時計で言うと5時の方へずらします。この場合、バックラインに従って構えると、フェースはひらき気味になります。
球筋がフックの方は、ストレート系への改善が期待できます。

バックラインを必要とする理由が、正面で正しく握るため、フック・スライスの改善のためなど、個人個人またはクラブの種類によっても変わってきます。
そのため、バックラインの位置をクラブによってかえたり、また、アイアン・ウェッジではなしにしたりなど、自由に考えてよいです。クラブ全体として統一する必要もありません。