テーラーメイドから発売されているステルス2 PLUSフェアウェイウッド。
同シリーズの3タイプのフェアウェイウッドの中で、最もハードなアスリート向けモデルです。
ステルス2 PLUSフェアウェイウッドについて、3つの特徴を解説します。
復活したウェイト調整機能
テーラーメイドのフェアウェイウッドは、Mシリーズではアスリート向けモデルに限り、ウェイト調整機能が搭載されていました。
しかし、SIMシリーズ、そして、初代ステルスではこれが未搭載となっていましたが、ステルス2で久しぶりに搭載され、復活した形となっています。
ただ、これまでのウェイト調整機能とは調整内容が180°というか90°変わっています。
M1、M3、M5フェアウェイウッドでは、左右方向へウェイトを移動させる仕組みで、ドロー・フェードの調整が可能でした。
しかし、ステルス2では稼働方向が前後に変わっています。これにより、従来のドロー・フェードではなく、弾道の高さの調整が行えるようになっています。
実際には重心位置が前後に変わりますので、スピン量や寛容性にも影響を与えることとなります。
3番と5番の長さが1インチ違う
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通常、フェアウェイウッドの3番と5番では、長さの差が0.5インチというのが一般的です。
しかし、テーラーメイドの場合、3番と5番の間のみ1インチの差を付けてあり、ステルス2 PLUSフェアウェイウッドについても1インチ差が採用されています。
ゴルファーの中には、3番と5番で飛距離の差を出しにくいという方もいると思います。
そういった方は、ロフトの違いだけでなく、長さにはっきりとした違いが付けられていることで、飛距離の打ち分けをしやすくなっています。
クラウンはツヤ有りに変更
こちらはステルス2(写真左)とステルス(写真右)のクラウンを比較したものです。
右の初代ステルスの方はクラウンがマットで反射が少ないですが、左のステルス2の方はクリアで光沢があります。
光沢がある方が立体的に見えて大きく見える効果があり、無い方が引き締まって小ぶりに見える効果があるとされています。
ツヤの有無は好みが分かれるところですが、構えた時の感じ方はかなり違ってきますので、購入される前にはこの点を把握しておくと良いでしょう。
ステルス2 PLUSフェアウェイウッドの試打・評価
ティーチングプロの石井良介氏が、ステルス2 PLUSフェアウェイウッドを試打解説されてる動画です。