本間ゴルフのTOUR WORLDシリーズから新たに発売のツアーワールドGS
GSドライバーについて解説します。
ツアーワールドGSドライバーの特徴
アベレージゴルファー向け
本間ゴルフのツアーワールドは、アスリート向けのブランドですが、ここ数年はBe ZEALシリーズが発売されていないことも関係してか、アベレージ向けのモデルも発売されています。
そして、ツアーワールドGSドライバーは、位置づけ的に2019年に発売のツアーワールドXP-1ドライバーの後継ではないかと言われています。
一発の飛びよりも、全体パフォーマンスをアップ
XP-1ドライバーは、軽量・短尺によりミート率のアップにフォーカスしたドライバーでした。
今回のツアーワールドGSドライバーは、更なる飛距離アップが図られつつ、最大飛距離のアップよりも、やさしさを取り込んだバランスの良いクラブに仕上がっています。
クランクスリットが生むギア効果により弾道を修正
https://honmagolf-ec.com/club/driver/TWGS_1W
XP-1ドライバーやBeZEAL535ドライバーと同様に、ソールの前方にはスリット構造が採用されています。
スリット構造が有ることで、ヘッドが撓んで戻ることにより、ボールスピードがアップする。
さらに、オフセンターヒットの場合は、ギア効果が大きく得られ、弾道を補正してくれる効果も発揮してくれます。
打点がばらついて弾道が左右に散ってしまう方は、ギア効果によりセンターに戻りやすくなります。
フェースの下目に強いフェース構造
https://honmagolf-ec.com/club/driver/TWGS_1W
フェースの裏面構造は、メーカー各社のR&Dの成果が表れるところです。本間ゴルフでは、放射状(ラジアル)に形作られていて、反発力だけでなく反発エリアも最大化されています。
特にフェースの下目でのヒットに強さを発揮してくれる設計となっていますので、ドライバーショットで下目でのヒットが多い方は、飛距離ロスが抑えられます。
重心角も+1.5°アップ
https://honmagolf-ec.com/club/driver/TWGS_1W
メーカーの公式カタログでは、旧モデルと比べて重心角が+1.5°アップとされています。旧モデルが何かは触れられていませんが、恐らくXP-1ドライバーではないかと思われます。
XP-1ドライバーも、適度につかまると感じられる方が多いクラブなので、もう少しつかまりを高めたドライバーになっていると思います。
11.5°のロフト角もある
ロフト角は、9.5°、10.5°、11.5°の3種類あります。
11.5°があるモデルはあまり多くありませんので、打ち出しが低いためハイロフトのドライバーを使いたいという方にも対応しているドライバーです。
ツアーワールドGSドライバーの試打動画
弾道が曲がらず、安定して飛ぶ。ドローもフェードも大きく曲がらない。
曲がらないドライバーはスピンが入りやすいものだが、低スピンなのに曲がらない。
芯を食った時に打球音が大きくなるので、分かりやすい。
弾道が曲がらず、安定して飛ぶ。フェードでもスピンが増えない。
SPEEDTUNED48シャフトは、ヘッドスピードが42m/sぐらいまでは、全然暴れない。ためを作るのが苦手な方に向いている。
打音は弾き音が凄い。
つかまりが良い。
TR20と比べると、スピン量が抑えられる。
谷原プロがテストしてすぐに実践投入している。
ロフト角11.5°もあり、ツアープロが好むパフォーマンスをもちつつ、アマチュアゴルファーにも門戸を広げたドライバー。
スイング中にヘッドが動く向きを感じやすい。