テーラーメイドの2021年モデルと噂されるSIM2
SIM2ドライバーの写真がSNSやブログで取り上げられ、テーラーメイドの2021年のニューモデルではないかと注目されています。
こちらの写真では、ソールに「SiM2」と書かれています。
現行のSIMシリーズと特徴的なところが似ていまして、SIMの後継モデルでまず間違いないのではないかと思われます。
SIM2ドライバーは3種類
先程のソールの実物写真とは別に、メーカーのPR用に見える映像もSNSに投稿されています。
こちらはテーラーメイドの契約プロであるあの方、容姿や服装から「タイガーウッズ」と思わざるを得ない人物も映っていて、T社が作成したホームページかパンフレット等に掲載するもののように見えます。
注目したい点は、ドライバーが3種類あるところです。ソールの文字を読み取る限り、左から、SIM2ドライバー、SIM2 MAXドライバー、SIM2 MAX-Dドライバーとなっていますので、現行のSIMシリーズのドライバーと同じラインナップです。
テクノロジーはほぼほぼ同じで、重心設計が進化か？
ソールの映像を見る限り、SIMシリーズの特徴とも言うべき斜めのエアロ構造、そして、最深部のウェイトは搭載されているようです。
あまり変化がない印象も受けますが、いくつか注目点があります。
カーボン領域を拡大か？
左の映像 https://pbs.twimg.com/media/EorIPb8XIAEcj5w?format=jpg&name=900x900
SIMではソールにもカーボンが用いられていますが、SIM2ではイナーシャジェネレータの部分も概ねカーボンになっているように見えます。
カーボンを多用する理由は余剰重量を生み出すこと。軽量化で浮いた分の重量を、ヘッド後方、ヒール寄りなど、好きなところに配分することにあります。
ドライバーは3種類あり、それぞれで異なる特徴を持っていますので、より3種類の長所が活かされるウェイト配分が実現されているものと思われます。
移動式のウェイトは廃止か？
もう一つ、注目したい点は上級者向けのSIM2ドライバーのウェイトです。これまでテーラーメイドの上級者向けドライバーでは、左右にウェイトを移動する仕組みがソールに搭載されていましたが、SIM2ドライバーではウェイトをスライドさせたり別のところに付け変えたりする仕組みのようなものが見当たりません。
ソール前方の中央寄りに丸型のウェイトが装着されているのみで、左右への移動は行えないように見えます。
現行のSIMドライバーは、ドロー・フェードにウェイト調整が可能でしたが、ツアープロの使用状況を見ていると、ウェイトをセンターのままで移動させていないケースが多いように感じました。
テーラーメイドとしては、左右の調整は不要と判断したのかもしれません。
▼2020年のSIMシリーズのドライバー3種
