ゼクシオから発売のゼクシオクロスアイアンは、直進性と飛距離性能に優れたモデルです。
レギュラーモデルとは異なるゼクシオクロスアイアンについて、試打・評価、モデルの特徴をまとめました。
ゼクシオクロスアイアンの試打・評価
ゼクシオクロスアイアンを試打
もっと飛距離を求めるゼクシオユーザーに人気で売れている。
ソールが分厚く、構えた時にトップラインの後ろからソールが出てる。
7番でロフト角25°、長さ37.75インチ。クラブは長いが球の上がり方は7番アイアン。
打ち込むというより、払い打ちに向いている。
クラブが長いため、7番は6番アイアンを打っている感覚。
飛距離は出るのに、スピン量・打ち出し角もあるので、止まってくれる。
古閑美保プロがゼクシオクロスアイアンを試打
古閑プロは5番で約200ヤード飛ばしています。試しにもう1回打ち直してみたところ、2打目もほぼ同じ位置に飛んでいます。
さすがプロとも言えますが、飛距離性能と方向の安定性も感じられます。
パー5、打ち上げ455ヤードのコースで、7番アイアンだけでグリーンに乗せるチャレンジは、リアルでなかなか面白いチャレンジです。
マーク金井氏によるゼクシオクロスアイアンを試打解説
ユーティリティかと思うぐらいソールが厚い。
ロフトが立っている分、ソールを厚くして球が上がりやすくしている。
打ってみると、5番を打っている感覚。
意外に打感が良い。
一般的に飛び系のアイアンはユーティリティに近いが、ゼクシオクロスアイアンは打ってみるとゼクシオのレギュラーモデルのように感じ、アイアンらしさがある。
ゼクシオクロスアイアン
超ストロングロフト設計
ゼクシオのアイアンは、球が上がりやすいことで、人気があります。その一方で、近年のアイアンは飛距離を重視する流れがあります。
ゼクシオクロスアイアンは、レギュラーモデルとは異なり、飛距離と直進性に特化したモデルのため、7番でロフト角が25°の超ストロングロフト設計となっています。
深いポケットキャビティー構造を採用
見た目にも分かる通り、ソール、キャビティーが厚く、ポケットが深く確保されています。
その分、重量が後ろに配分することが可能になるため、深重心・低重心となっています。球が上がりやすく、直進性の高さが発揮されます。
ソールが厚く、ダブりにくく、球が上がる
ソールもかなり厚めになっています。これだけの厚さがあればダフらず滑ってくれやすいのと、低重心効果が働きますので、ロフトが立っているにも関わらず、球がしっかり上がってくれます。
アドレスした時にソールが見える
ソールがとても厚くできていますので、アドレスした時に、トップラインの後ろからソールが見えます。
気にならない人であれば問題ありませんが、この見え方が初めての人は、気になるかもしれません。ここら辺は感覚の問題で、個人差があるところです。
ゼクシオクロスアイアンのDWウェッジの解説
ゼクシオクロスアイアンでは、番手以上の飛距離性能を発揮することから、ショートアイアンの使い方も変わってきます。
新たに追加されたロフト角49°のDWについて、使う場面、使い方について、解説されています。
ゼクシオクロスアイアンのスペック
ゼクシオクロスアイアンは、7番のロフト角は25°の超ストロングロフト仕様となっています。
ロフトが立つことで飛距離性能は上がりますが、ウェッジに距離間の隙間が出やすくなります。ゼクシオクロスアイアンでは、AWとSWの間にDWを追加することで、番手間の飛距離の間隔を調整しています。
ゼクシオクロスアイアンのシャフト
ゼクシオクロスアイアンは公式サイトでカーボンとスチールの2種類のシャフトが紹介されています。
カーボンシャフトは、ゼクシオオリジナルのシャフトで「ゼクシオ MH1000」です。スチールシャフトは、日本シャフト製のゼクシオ仕様モデルで、N.S.PRO 870GH DST for XXIOで、ゼクシオ10にも採用されています。
カーボンシャフト、スチールシャフト共に硬さはSとRがあります。