ゴルフクラブを選び際には、メーカーやモデル以外にも、自分にあったスペック選びがとても重要です。主なスペックの種類は、ロフト角、フレックス、長さなどです。
スペックを見る時の注意点として、数値や記号で表されますがメーカーにより表記法方や基準が異なる場合がありますので、クラブ選びの際にはこの点を踏まえておく必要があります。同じシャツでも、アメリカのSサイズが日本のMサイズ相当だったり、靴では日本の26cmはアメリカでは8と表記されたするのと似ています。
プロギア(PRGR)のフレックス
特に注意が必要なのは、プロギア(PRGR)のフレックスです。フレックスとはシャフトの硬さを表します。通常、R、SR、Sなどで表記さまして、Rはレギュラー(一般)、Sは硬め、SRはその中間を意味していて、殆どのメーカーでこれらの表記を採用していますが、プロギア(PRGR)では全く別の表記となっています。
プロギア(PRGR)でのフレックスの表記と、一般に使われているR、Sなどのフレックス表記の対応は、概ね以下のように言われています。プロギア(PRGR)のクラブを選ぶ際には、把握しておくと良いでしょう。
PRGR表記 : 一般的に使われる表記
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M30 : L
M34 : A
M35 : R2
M37 : R
M40 : SR
M43 : S
M46 : X
※上記は頻繁に言われる解釈例であって、メーカーが公表しているものではありません。
プロギア
スペックの基準
フレックスの表記については、R、SR、Sなどで表すことが一般的と言いましたが、実はここにも少し注意点があります。
シャフトの硬さがどの程度の場合にRやSになるのかという基準も、メーカーにより異なりますし、国によってもことなります。
そのため、JPモデルかUSモデルか、同じRでもメーカーにより異なるという点も気にしておくと良いでしょう。