キャロウェイから新たにビッグバーサ B21ドライバーが発売となっています。
ビッグバーサの名が付いた久しぶりのモデルについて、詳しく取り上げます。
ビッグバーサ B21シリーズ
https://eu.callawaygolf.com/en/gb/golf-clubs/big-bertha-b21-family/
キャロウェイの海外サイトにて、新たなモデル、ビッグバーサB21シリーズが掲載され発売となっています。クラブ種類は、ドライバーからアイアンまでラインナップされています。
ウッド系はスライス改善の要素がふんだんに取り込まれていますので、ツアープロが手にするモデルではなく、スライスが意図せず出てしまうアベレージゴルファー向けのモデルとなります。
なお、2020年8月21日現在では日本のキャロウェイの公式サイトに掲載がありませんので、海外のみで日本モデルの発売は無い可能性があります。
ビッグバーサ B21ドライバー
ビッグバーサB21ドライバーは、スライス改善を強く意識したモデルです。スライスに悩んでいる方は、注目して頂きたいドライバーです。
ヒール寄りのインナーウェイトを搭載
https://eu.callawaygolf.com/en/gb/golf-clubs/drivers/drivers-2021-big-bertha-b21.html
ビッグバーサB21ドライバーは、カーボン素材がクラウンに使われていて軽量化が図られています。余剰ウェイトはヘッド内部のヒール寄りに、インナーウェイトとして搭載されています。
これにより、重心距離が短く、重心角が大きくなり、インパクトを迎えるまでヘッドをスクエアに返しやすくなっています。
スライスの大きな要因が開いたままインパクトしてしまうことにありますので、このタイプのスライサーの方には特におすすめです。
オフセットのあるヘッド
ヘッドを上から見てみると、フェースとクラウンの境目のトップラインが、一般的なドライバーよりも後ろに下がった形状になっています。
これは、ドライバーだけでなく、フェアウェイウッド、ハイブリッド、そして、アイアンにも共通しています。
オフセットが大きく取られることで、ボールのつかまりが良くなり、ドロー系の弾道で飛距離を稼ぎやすくなっています。
AIデザインによるフラッシュフェースSS21を搭載
ビッグバーサB21ドライバーにも、EPICからキャロウェイのクラブで採用されているAIデザインのメースが搭載されています。
オフセンターヒットでもボールスピードが落ちにくいフェース設計が採用されていますので、打点がバラつくかたでも弾道が安定しやすくなっています。
ビッグバーサ B21ドライバーのスペック
ロフト角は9°、10.5°、12°の3種類あります。
そして、この種のモデルでは珍しく、ロフト角・ライ角の調整機能(アジャスタブル・ホーゼル)も搭載されていますので、弾道を調整することもできます。